ベジータの暗さ
明るい人間が一人いると危機的状況を打開することが出来る。
無人島に一つだけ持っていくなら!のお話の時に真っ先に頭によぎる。それが「明るさ」だ。
もちろん持っていけない。 だけど可能な限り明るくいたい。
「明るさ」っていろいろな意味があるけど、じつは意味合いが難しい言葉なんじゃないだろうか。
まず、「明るい」と「うるさい」は絶対に異なるものだ。
この「明るい」と「うるさい」をはき違えているひとがいる。
もちろん「うるさくて暗いひと」はあまりいないと思う。
だけど、「うるさくて、イヤミな人」はいる。 そして 「明るくてイヤミな人」というのは、決していないのだ。
つまり僕たちは、イヤミだと明るくなれないし、危ないと明るくなれないし、悪いと明るくなれない。
「明るい」って、余裕があって、隣りの人を尊重できることだ。つまり「自己中心的じゃない状態」も含むのではないだろうか。
もちろん「運動が好きで活発」「声が大きい」「いつも笑顔」「元気がある」といった明るさならではの形容はある。
小学生ならこの程度で「明るい人物」の称号を手に入れることができるだろう。
だけど大人になってから「あのひとはいつも明るいわねー!」と評されるのには、「優しさ」みたいなものが必須なのだ。
上記のような快活な要素に、優しさと思いやりがブレンドされて明るい人物は完成する。
得意のやり方で、分かりやすく書こう。ドラゴンボールを例えに使って。
そう、悟空は明るいけど、ベジータは明るくない。
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