#9 ケース2-4
実に女性の会話というのは男から見ると謎ばかりで、なんであの話からその話になってんの?のオンパレードである。
関連するキーワードや出来事など、似たような話が浮かぶと変幻自在にトークテーマが変わり、気づけばこんな時間!なんてことが平気で起こっている。(男の勝手な見解なので全てがそうと言うことではないです)
これは脳内の右脳と左脳を繋ぐ"脳梁(のうりょう)"という器官が男性よりも女性のほうが太いことが理由であり、感情やイメージをつかさどる"右脳"、理論や言語をつかさどる"左脳"の情報のやりとりが脳梁を通して行われる。
つまり、脳梁が太い=左脳右脳の情報のやりとりが盛んに行われる=感情や理論が混じり合いやすい。ということである。
ということで、女性はパッと思ったことがパッと言葉に出ることで話の展開が早い。ということである。
おまけにいうと男性はこの脳梁が細いため、、、と、ここは話が長くなるからまた話そう。男性の浮気がバレる原因もここにあると言われている。
前置きが長くなったが、続きを始めようかな。
今、僕は同期の女の子とごはんに来ている。
なんだか知らないが、入社式を途中で抜けたことが原因で上司にうまいご飯でも奢ってもらえ的な流れらしい。
よくわからないけど、別にそんな理由がなくてもご飯くらい行く。
問題は『彼女がアルコール摂取のペースを見間違えていること』である。
人間はそれぞれ、、、と、難しい話はもうやめておこう。知識自慢をしたいわけではない。
今目の前にいる同期の女の子は店に着きビール、レモンサワー、グレープフルーツサワーと飲み干したあとにワインに手を出した。
まぁ人が何を飲もうがどーでもいいし、僕もそんな財布が固い男でもないので気にすることなく追加オーダーをした。
問題はそのあと。
追加の一杯を飲み干した彼女から発せられた言葉はもう聞き飽きた一言であった。
『君っていい人だよね?頭もいいしなんでもそつなくこなすしさ...。』
でたよ...。