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チームワークって無理しなくていい。ペアから始めよう。

「1人でやってる仕事は、ほとんどAI(人口知能)に持っていかれるんとちゃうかな。」 そんな話をしていました。

さらに 「2人でやってるペアワークは、かなりええ感じやねん。」 そんな手応えも話していました。

「利口な人よりアホな人の時代が来たな」と感じたのは2013年頃から。上記の話のような流れを感じていたからかも知れません。

だって、アホでどっか凹んでいる人のほうが、誰かの得意な凸をはめ込みやすいでしょ。 どこをとっても凸だったら、お互い弾き合って、とっても組み合わせづらい。こんなふうに😃

チームワークを考える機会が増えてきました。お手伝いする機会も増えてきました。

それは恐らく、AIが真似しづらい、人間の掛け算が生み出す創造性が求められているからだと思うんです。

でも最初からチームビルディング!って言って、会社全体でガッツリ取り組もうと思うとかなーり大変。反動も大きくて経営者が悩んでしまう場面もたくさん見ました。 しかしある日、そこで一筋の光明が見えました。

  「大きな山は小さく崩す、ですよ!」 ある会社の社長さんが、TOC(制約条件の理論)で共に学んだ金言が役に立ったというのです。

それは確かにここ数年で私も最もよく使った言葉だけど。。。どういうことですか? と聞くと、なるほど納得。

「部署間で、と言っても正式な部署じゃなくて勝手に業務部と制作部ができているような感じで、風通しが悪かったんです。そこで部署間の連携をとってチーム作りをしようとしたけど、なかなか大変。

そこで、大きな山は小さく崩すを思い出して、販売チャネルごとにそれぞれの場所にいる1人づつ、つまり2人をペアにして仕事をするようにしてみたのです。

2人なら言いやすいし助け合いやすいみたいなので、そこから少しづつコミュニケーションが起こるようになってきました。」

そうですか! いやー、そこでも小さく崩すなんですね。

この話を聞きながら、私はウォークマンの頃のソニーが「ペアワークがとてもうまく行っていた」という話を思い出しました。このことは、小林茂さんの「チームマネジメント」という本に書いてあります。

組織全体はどんどん大きくなって変わっていくが、2人で業務に当たるペアワークが最終的には一番うまく行っていたということです。

考えてみれば、2人ペアって最小のチームですよね。 もちろん、最初からチーム作りが上手く行くならそれがいいでしょうけど、うまく行かない場合は無理せず「ペアワーク」を考えてみれば、実はそれが最も続けやすいチームワークなのかも知れません。

ちなみにたくらみ屋でセミナーを実施する際にも、最近はペアワークがうまく行っています。

例えば賃金セミナーでは米澤晋也がミック・ジャガー役で「たくらみ労働ショーを行うぞ!」などと感性的にガンガン盛り上げて、イントロダクションや論理的・数字的な説明はわたくし森本がキース・リチャーズ役で低音ギター的に鳴らす。そうするとお互い安心できて、どんどんノッてきて、相乗効果を楽しく出すバンド活動ができるのです。

あ、配役に関するクレームは一切受け付けません😃

子ども商店プロジェクトでは、ワビタン校長 & とくいっち先生が、親子ともに安心できる見事な進行を見せます。

最初からオーケストラを組まなくていい。ペアワークで、楽しいバンド活動を始めましょう!  


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