〜所有から循環へ〜 湘南界隈で広がる、相模湾地域通貨「菌(kin)」...とは???
こんにちは!
オシゴト湘南のしょこたんです。
私は地域通貨やコミュニティコインに興味があり色々みているのですが、湘南(相模湾!)の地域通貨を知りメンバーになってみました。
今回は最近藤沢地域でも活発になってきた、その相模湾地域通貨「菌kin」をご紹介しようと思います。
自立した地域社会を目指してハッコウされた、地域通貨
湘南にお住まいのみなさんも目にしたことがないかもしれません。
こちらが「相模湾地域通貨 菌kin」のオフィシャルサイトです↓
https://kinsagamione.wixsite.com/kinsgm
オフィシャルサイトを読むと、「2020年6月4日からうごめきだしたもの」そう記してあります。(うごめく!さすが菌ですね 笑)
基本的に説明会に参加し、会員になることが使用の条件となっています。
現在は第2タームが開始していて、約292日で菌札の命は消える、、、、ので、2022年1月9日終了の予定です。最近、消費期限のある地域通貨は多いですが、「菌(kin)」は、期限を切れると発酵ではなく、腐敗してしまうのですね。わかりやすい(笑)
鎌倉を中心に、そして最近は、藤沢や茅ヶ崎に徐々に広がりつつある(実はかなり遠方のメンバーもいたりする)、そんな地域通貨であります。
会員数 232人
流通菌数 90万5千菌kin以上
(2021年9/12現在)
とてもユニークな名前の由来
とてもユニークなこの地域通貨の名前は、
見える・見えないに関わらず繋がりあうこの世界の、とても大切なことが込められているんだな〜、そんな気がします。
またまたオフィシャルサイトから抜粋↓
この世界は、私たち人間を含むあらゆる生命体でできており、それらは全て菌で繋がりあっています。人間の体に100兆個以上存在する常在菌は、免疫機能を正常に機能させ、 健康を維持する力があります。絶妙なタイミングを知りながら、強力な勢いで増殖していく菌のように、私達は現代の現行通貨(お金)では見えにくい、互いの「ありがとう」 の気持ちを《菌kin》に込めて、健全でグッドバイブスな文化を発酵させていきたいと考えています。
<出典:菌kin オフィシャルサイトより>
金と菌、共生がイメージできる、素敵なネーミングですよね!
独創的で自立した地域通貨社会を形成するための一助に
「菌(kin)」ってどんなものなのかとても興味があり、私は2回「菌説明会」に参加して、お話を聞いてきました。
企画をしてくれた「菌ハッコウ所」の方が説明してくれたのですが、本当に勉強になりましたよ!
お金の成り立ち〜地域通貨の盛衰〜現代のお金の扱われ方など多岐にわたりお話ししてくださり、長い間お金と豊かさについて考えてきての、この時期の「菌(kin)」の誕生だったのだなぁと感じました。こんな時代だからこそ、円だけに頼らず地域を豊かにしたいという想いに共感!
いやぁ、勉強になりました。。。
○私たちが日々暮らしを営む地域の中で、貯め込まれずに循環していれば、
地域が潤い、雇用が生まれ、自立・自律した地域社会が可能になるのではないか?
○利潤第一から自然を尊重し、時間とお金についてどう考えていくのか?
○地域通貨《菌kin》を通じて、 円を否定するのではなく〈円菌両用〉によって、より豊かな実体経済を実現していくことを目指します。
<出典:菌kin オフィシャルサイトより>
本質的な問いがたくさん。本当にチャレンジングな取り組みですよね。
その上で、菌には以下の4ヶ条が定められています
1.ありがとうの気持ちを地域で循環させよう
2.お互いのコミュニケーションの中で価値を決めよう
3.溜め込まないで 廻してナンボ
4.消費期限があります
他にも
・菌だけの取引、円菌両用、いずれも可能
・最後はアート作品になる、芸術性の高い菌札のデザイン
・菌冊の裏面には使用した人のサイン・判子などを押し、循環を視覚化
など、とっても面白い!
右脳と左脳がバランス良い企画メンバーがだったため、とてもアートな活動になったのだと思うのですが、その辺りも魅力的!
↑このように、みんながハンコやサインをしていきます
私の感覚的には、使用方法も余白があり、
菌メンバーたちが独自で楽しめるように設計されているように感じました!
(最初は戸惑うかも?笑 その戸惑いも楽しみましょう〜)
菌の使用方法
その1.
会員になることが基本である。入会金3000円を支払い、菌束(25枚の菌kin札入りBook)を受け取る。
次のタームも継続希望の方は、第二期終了時に菌会費1000円を支払い、新たな菌束を受け取る。
その2.
原則地域各地で行われる説明会に参加し、主旨納得した上で会員になる。
住所・氏名・電話メールアドレスを登録し、菌kinでできる交換リストを作成する。
※説明会に身体的理由で来れない場合はスタッフがお訪ねし説明することもできます
※また希望者数名集まりましたら、説明会を行うこともできますのでご相談下さい
このような方法で、メンバー菌を増やしています。
説明会情報は、オフィシャルサイトでご確認ください。
どこで使えるの??
菌は、このようなお店や↓
https://kinsagamione.wixsite.com/kinsgm/blank-2
掲示板などを活用し、物やサービスを菌に変換し使うことができます。
スキルなどもどんどん循環させていくような取り組みです。
また、不定期で各地で行われるマルシェで使うことができますよ〜
毎月開催「ぐるぐるまるしぇ」!
藤沢エリアでは7月から毎月、ありがとうをぐるぐる循環させる、円菌両用マルシェが企画・運営されています。菌をお持ちでない人も遊びに行くと、どんな雰囲気なのかわかると思いますよ〜
9月は23日鵠沼海岸エリアで開催されます!
会場A 【アトリエ海好】
藤沢市鵠沼海岸6-6-29
・はり・きゅうのお試し体験
・手織り生地で作ったバッグや小物
・海をイメージした陶芸作品
・リーディングアートセッション
・イトオテルミー
・足裏マッサージ
・音楽ライブ
会場B 【おうち食堂wawawa】
藤沢市鵠沼海岸3-7-17
・有機野菜のお弁当
・グルテンフリーのおやつ
・発酵米粉のクレープとドリンク
・クィックタイマッサージ
・クレイ手浴
・へちまグッズ
・フリマ
会場C 【みんなのSea Side】
藤沢市鵠沼海岸5-13-30
・10:30~12:00
サストーーーーーーク
サス研@湘南&ぐるぐるメンバーの けいちゃんによるお話会
「サスティナブルライフ入門」
子供食堂「スナックたいら」の フードロスランチも)
・14:00~16:00
フードロスについて語るカフェ
地域の持続可能な暮らし方を模索する
マスターほっしーと
子供食堂「スナックたいら」の平さんをゲストに、フードロスについてみんなでできる何かを考えていきましょう
<詳細はこちら>https://www.facebook.com/events/376755487301534
私も絶賛応援中です☺️
今後にも注目の活動なので、みなさんもアンテナを立てておいてくださいませ〜!