仕事であってもなくても、ずっとやっていきたいこと
よい流れを創ること。どこで流れが詰まっているか? その詰まりを取り除くこと。眠っている力を発動させること。
できるだけ簡単な言葉で、企業さんの流れを詰まらせている制約のありかを推し量っています。
ノートに手書きしたこの時の図では「モノ・ヒト・技術」。 技術を「知恵」と書くこともありました。
モノの流れが詰まっているのは物理制約ですが、実は最近そんなに多くありません。体感で1割くらい。
部署や役割などでヒトが固定化されて柔軟に流れないのは、不確実性が高い時代の組織にはリスク。この対処が必要な組織は増えてきています(組織デザインの分野)。
そして技術や知恵が次世代に流れないのは、組織の今ある知的資産が継承できない、アップデートされない、新しいものが創れないということで、これはかなり大きなリスク。
ここでは「人間関係性の凝り固まり、固定化」が起こっており、ほとんどの企業さんに当てはまる実感があります(組織開発の分野)。
そして人間関係性の凝り固まりには、「意識高く」「修行的に」人間性を磨くことももちろん大事なんですが
ちょっとした(大きな?)勘違いや錯覚を取り除く
→ ボトルネックや会計のレンズで見る
こだわりは大事にするが、とらわれになってしまったら取り除く
→ 問いかけの力を使う
抑圧されている熱意や衝動の力を解放する
→ EQ(感情知性)のレンズで熱源を見極める
これらの方面から取り組むと行動が早いし、結果人間性が磨かれていく効果にもつながると実感しています。
制約条件の理論からいろんな分野に展開していっていますが、やっていることはずっと変わらず「人間の力の発動を阻害するボトルネックを取り除く」。
いい流れを創って、いい風景を見たい。
仕事であってもなくても、ずっとやっていきたいことなんです。
問いかけと制約理論で軽やかに課題解決し続ける組織を創る「これならできる! 問いの力 × TOC思考プロセス」シリーズ
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