世界一周 day230【世界遺産シントラ&ロカ岬観光 と SLベンフィカ観戦🇵🇹】
11/23、6:45起床。
今日も今日とて早起き。最近、早起きばっかりでぶっ倒れそうです。
今日の昼間は、少し離れたシントラという街とユーラシア大陸最西端であるロカ岬へ遠出する日。
7:15、宿を出発。
メトロに乗って、リスボンの中心街近くにあるロッシオ中央駅へ向かう。
7:35、ロッシオ中央駅到着。
1日乗車券を買っていると、naveganteカードにはチャージ出来ず。改めて切符を買い直すことに。
リスボンからシントラ、カスカイスからリスボンまでは各€2.4の模様。
夏は30分毎に電車があるようですが、冬ダイヤ?で毎時1本のみでした。今日はシントラ観光とロカ岬観光をまとめてすることになるので、スケジュールはかなりタイト。時間はしっかり気を付けましょう。
さて8:01、電車は時間通りに出発。
ここで世界遺産シントラについて、解説をしておきましょう。
リスボンから西へ30kmほど離れた街シントラは、街全体が世界遺産になってます。ポルトガル王家の避暑地と愛された場所で、自然と調和した街並み景観が美しいらしい。
この場所の始まり自体は7-8世紀にアラブ系のムーア人が城砦を建築したことから始まりますが、12世紀にはポルトガル王のアルフォンソ1世がこの地を奪還。その後は、各時代ごとに新たに城砦や宮殿が建てられたり、増改築を繰り返して規模が大きくなっていきました。もちろん、ポルトガルの伝統的なアズレージョも至る所で使われています。
シントラ王宮では、マヌエル1世によりヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓が決定された歴史もあるところ。16世紀末には、あの歴史でも勉強した天正遣欧少年使節団も招かれたとか。
そして特筆すべきは、ロマン建築とゴシック様式やルネサンス様式など複数の様式が組み合わさったのペーナ宮殿。幻想的な色使いがまるで、RPGみたいと有名なお城です。ここは課金してみてみようと思います。
シントラ宮殿やペーナ宮殿の他にも、ムーア城跡やレナレイラ宮殿など見所はたくさん。ポイントを絞らないと大変です。
気付けば40分ほどでシントラに到着。
バスもあるようですが、ここからはUberで向かう。1回券が1人€4.1で、Uberだと€6なのでタクシーの方が安かった。
車は初めてのテスラでした。運転手が1回よそ見して、ポールにぶつかりかけてた。
そして、ペーナ宮殿入り口に到着。
少し登って、お城が見えてきました。
ペーナ宮殿、マリオのクッパ城みたい。
確かに凄く幻想的で、見惚れてしまう。RPG的な雰囲気も相まって、なんだかワクワクしてきます。
中も見学可能で、いろいろな部屋を見ることができました。ハイライトでどうぞ。
確かに、様々な様式がミックスしてることが分かる。
全然余談ですが、後ろに団体がいてガイドさんの話を少し聞いているとJapaneseと言っていた。なんだなんだと思って聞き入ってみると、何故かポルトガルと日本の交流を話していて「ジャパニーズフードのてんぷらはポルトガルから伝わった」と言ってました。本当か!?と思って調べると、確かにそう出てきました。
ペーナ宮殿から出てきて、庭園も見学可能。
よーく見ると、建物のあちこちでアズレージョは使われています。写真を遡って、ペーナ宮殿の外観も見てみて下さい。色々なところにアズレージョがありますよ。
11:00過ぎ、ペーナ宮殿の観光は終了。
歩いて少しのムーア城塞に行ってみる。
城塞内に入るのは有料のため、手前までで引き返しました。まあ城塞は見てるからOKでしょう。
その後は長い坂と階段を、歩いて下る。
途中にあった案内板、こんなところにもアズレージョです。
シントラ宮殿も見えました。
とんがりコーン風の二つの帽子みたいなやつが特徴的です。
12:00過ぎ、シントラ駅付近に帰ってくる。近くのカフェでパンを買って昼飯とします。
12:30、出発。
ここからは、ユーラシア大陸最西端のロカ岬に向かう。駅前から出る1253番のバスです。
値段は1人€2.6ですが、€5札を出したらOK!って€0.2まけてくれた。それはアリなのか。もしかしたら、クレカでも払えるかもしれません。
シントラ→ロカ岬のバス時刻表。
シントラ駅始発なので、絶対に座りたければシントラ駅まで戻った方が良さそう。
因みに路線バスとはいえど、ミニバンタイプのバス。ロカ岬までは山道クネクネだしめちゃくちゃ飛ばすので、車酔いする人は要注意。
バスの途中では、再びのシントラ宮殿やレガレイラ宮殿も見れました。ラッキー♪
途中はうたた寝。
13:30、1時間弱でロカ岬に到着です。
ユーラシア大陸最西端到着!!!!!!
この先はアメリカ大陸だと思うと、少し感慨深い。
岬は晴れてるけど暴風だった。
モニュメントには「ここに地果て、海始まる」という、ポルトガルの詩人が書いたフレーズがあります。
写真だけパパッと撮って、すぐに退散。
14:00前、タイミングよくカスカイス行きの1624番バスが来たので飛び乗る。ミニバンではなく、ちゃんとした路線バスタイプのやつです。
こちらも1人€2.6でした。今回はまけてくれず。
カスカイスのバスターミナルまでは30分ほど。到着後は、近くにスーパーがあったのでふらふら散歩。
スーパーの前で、昼飯に食べたカフェで買ったおやつを頂く。
さて15:00、ここからは電車でリスボンに帰ります。
16:00前、リスボン中心地に帰ってくる。
家までは歩いて帰るのですが、その途中で少し寄りたいところが。
やってました!クリスマスマーケット!!
土日で良い感じに混み合ってて、ヨーロッパっぽい雰囲気です。特に買うものはないですが、雰囲気を味わえただけでも良かった。
17:30、スーパーで買い物をして帰宅。
そしてこの後は、今日もサッカーの試合を見に行ってきます!!!!
相方は昨日の守田選手所属のスポルティングCP観戦で満足とのことで、今日は1人でサッカー観戦。
今日の試合は昨日同様ポルトガルリーグカップ
タッサ・デ・ポルトガル 4回戦
SLベンフィカ vs CFエストレラ・アマドラ です。
ベンフィカは言わずと知れたポルトガルビック3のうちの1つのチーム。アルゼンチン代表のディマリアや闘将オタメンディ、若い頃はすごい選手と騒がれたポルトガル代表のレナト・サンチェスが所属してます。
一方のCFエストレラは、今季2部から昇格してきたチームの模様。調べてみたら、元ポルトガル代表でマンチェスターユナイテッドなどでも活躍したナニが所属してました!!!
ネームバリューは昨日よりも凄そうなので、是非とも見れるならみんな見たい。
因みに昨日の試合もそうですがチケット情報を記載しておくと、2日前にそれぞれ公式サイトから予約。カップ戦だから残席はあったものの、それぞれ人気チームのためかなり結構ギリギリでした。スポルティング戦はコアサポとは反対の1階ゴール裏で€10、ベンフィカはバクスタ3階のややアウェーよりで€27でした。
18:30、宿を出発してメトロでベンフィカのホームスタジアムへ向かいます。
40分ほどで到着。
スタジアム周りの雰囲気は、昨日のスポルティングよりもかなりのガチな感じ。実績を見ると、より古豪であるチーム柄でしょうか?
20:00、入場!
65,000人収容のエスタディオ・ド・ベンフィカ。
かなり広くて良いスタジアムです。
海外ではよくある、アウェーチームサポは最上階の角送り。
試合前から雰囲気は最高潮。
スポルティングよりも、ベンフィカの方が古豪というかより強いチームという雰囲気を感じる。
期待の上記2名はスタメン出場、他2人はベンチ外でした。
そして、、
結果の方は、、、、
7-0でベンフィカの勝利!!!🔴🟢
前半18分だけでアルゼンチン代表のディマリアはハットトリック。特に2点目のバイシクルシュートはものすごく興奮した。隣のおっちゃんと、肩を組んで喜んでしまった。そして後半も勢いは止まることを知らず、追加点を加算して7-0でした。
実は後半42分に6-0になった段階で、昨日と同じだし満足ということで帰ったため、7点目は見逃しましたが。(笑)
それでも大満足。欧州サッカーも良いですね。
組織立てて組み立てはするけど、結局のところ最後に決め切るのはやっぱり個の質でした。それだけディマリアを見れば、圧巻のパフォーマンスだった。
あとは何より、スタジアムの雰囲気が素晴らしい。昨日のスポルティングよりも、スタジアム全体が凄く凄く良い雰囲気だった。
真ん中あたりのより俯瞰的な視点で見れる位置だったからか分かりませんが、スタジアム4方向からの圧が圧倒的だった。こりゃ勝って当然だなと思う。
というのも、たとえチャンスを逃しても次を決めようという雰囲気作りが、Jリーグと圧倒的に違う。コアサポからだけではなく、スタジアム全方向からそういう雰囲気でした。ミドルシュートを打てる場面で打ったらそれだけで拍手だし、出すべきタイミングでラストパスを出したら外しても拍手だし、、、。
そういうスタジアム全体での雰囲気作りってまだまだJリーグは及ばないよなぁ。圧巻の雰囲気と、圧倒的なこの力と、2日続けてのゴールショーに大満足です。
23:30、相方がお留守番してる家に帰宅。
シャワーを浴びて、軽食を食べて、なんだかんだやってたら、今日も1:30就寝。
明日はリスボンの天気は悪そうだし、家でゆっくりの予定。元気があればふらふらお散歩します。