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世界一周 day61【ギザの3大ピラミッド観光🇪🇬】~世界一周新婚旅行~

6/7、7:30起床。

さて、今日は言わずと知れた世界七不思議にも選ばれるあのピラミッドに向かいます。

8:10、準備してUberで向かいます。5分ほどで到着。

チケットはこの値段。

クフ王のピラミッド内に入るのも含めて、1人4,500円ほど。まあ観光地は観光地ですね。

さて、行きましょう!の前に。

知ってる人もチラホラいると思いますが、ココで改めてピラミッドの解説を。

ピラミッドは世界遺産になっていますがその登録名は「メンフィスとその墓地遺跡群」です。

実はあの3大ピラミッドだけが世界遺産なのではなく、ギザとメンフィス一帯には他にも大小、形も様々なピラミッドがたくさんあります。それらを合わせて墓地遺跡群として、世界遺産に。サッカラとダハシュール(共にカイロから車で1時間ほど)には、世界最古のピラミッドであるジェセル王のピラミッドや、屈折ピラミッドなど見所はたくさん。3大ピラミッドだけではありません。

3大ピラミッドについてを説明を。

右のピラミッドは1つ見切れてますが、右からクフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッド。

これら全てエジプト第4王朝時代に作られたと言われており、4500年も前の話になります。スフィンクスも同様にエジプトの象徴となっており、これの建設も同時期ではないかと言われているそう。

因みにですが、ピラミッドは王の墓と言われていますが、実はピラミッド内部からは完全なミイラや装飾品は一体も発見されていないそう。そのため、本当にピラミッドは王の墓なのか?王の墓じゃないならどこに王のミイラはあるのか?などと謎は尽きない。それともこれまでの歴史の中で、誰かが既に盗掘済みなのか、それならば盗掘された物は誰によってどこに行ったのか?そしてピラミッドがどうやって、何のために作られたのか、という明確な記述も一切見つかってないため、歴史家たちはピラミッドにロマンを感じて取り憑かれていくのだろう。

自分はその気持ちや経緯を考えると、何となくそのロマンは想像できますね。

他にもピラミッドの謎としてはいくつか。

ピラミッドは4500年前に作られたにも関わらず、東西南北をほぼ正確に向いているそう。大昔の技術でも、そこまで本当に正確に作れるのだろうか?

そのため宇宙人がピラミッドを作ったという説さえもあるそう。

「そんなバカな」と思いますが、逆に宇宙人説を否定できる証拠が一切なく、はたまた4,500年前にこのように人によって作られたとはっかり分かる証拠もない。そのため、宇宙人説を真面目に唱える学者もいるそうです。

そして、ナイル川を天の川に見立てると、ギザの3大ピラミッドは完全にオリオン座の星3つと一致しているそう。4,500年前にオリオン座を把握していて、それを真似てこの位置にしたでしょうか?本当にそうなら何のために?ここまで聞いても宇宙人は関わってないと、あなたはハッキリ言い切れますか?

少し宗教チックに迫る感じにはなってしまいましたが、「信じるか信じないかはあなた次第」という世界ですよね。

ただこれ読んでいるのであれば、少しはイメージを膨らませて考えてほしい。

ピラミッドとエジプト文明ってロマンありますよね!!!!

それでは行きましょうか。

東ゲートから入るといきなりスフィンクス。

東ゲートから入ってピラミッドへと続く参道は、真ん中のカフラー王の参道と言われてます。

まずは右に行ってクフ王のピラミッドへ。

人と比べても大きさが分かるかと。1つのブロックで2トン以上もあるらしい。

4,500年前にこれらを正確に積み上げられる技術って、本当にあると思いますか?

自分たちはクフ王のチケットも買ったので内部へ。北側に列を成して階段上に並んでます。

中はほぼサウナ状態。屈んで登るし、クソみたいに暑くて狭いです。

それでもこれだけの人が中まで入るのですから、人を惹きつける魅力に溢れてますよね。

クフ王の棺もあります。が、もちろんここからはクフ王のミイラは見つかっていません。現代の科学者たちが内部に潜入した時には、もう既にこの状態だったそう。

コレは宝物をまた別にどこかに隠すためのダミーの棺なのか、それとも盗掘済みなのか、考えるだけでロマンに溢れてます。因みにですが一般的なエジプト文明の棺から考えると、クフ王のピラミッド内にあるこの棺のサイズは明らかに小さいそう。やっぱりダミー?それともクフ王は小さかった?ただコレほどの王が、棺のある王の間がこんなにショボいはずもなく。不思議です。

続いて、ピラミッドを出てカフラー王やメンカウラー王のピラミッドの方へも行ってみます。

カフラー王のピラミッド。このピラミッドは上部に化粧石が残っています。

本来、ピラミッドは全てこのように石灰岩で出来た化粧石で覆われていたみたいです。

それのほとんどが今は剥がれ落ちてしまったり、人によって剥がされてしまったり。想像が膨らむし楽しいですね。

こちらは3大ピラミッドでは1番小さいメンカウラー王のピラミッド。写真で見ると大きいですが、並びだとやっぱり小さく見えてしまいます。

でもスゴイ!!!

因みにこのピラミッド、北側(写真の面)にはやや掘られた跡が分かるかと思います。

コレは数百年前の探検家が、ピラミッドへの入り口を作るためにダイナマイトで破壊した跡だそう。

今でこそそんなことしたら捕まりますが、昔からこうやって数々の探検家たちを魅了してきたのでしょうね。


メンカウラー王のピラミッドからさらに歩いて、全てのピラミッドが拝めるビューポイントへ。

うん、とってもスゴイ!!!!エジプト!!!!

真ん中のカフラー王のピラミッドが1番高いように見えますが、地盤が高くなっているだけで実際に1番高いのはクフ王のピラミッドだそう。

クフ王のピラミッド周りにはたくさん外国人観光客がいましたが、カウラー王とメンカウラー王、そしてビューポイントの方まで来ると観光客はまばら。人が少ないのでこの景色は結構好きです。

ココまではそんなに触れてないですが、観光客が乗るようにたくさんラクダもいます。

勧誘はかなり鬱陶しい。会話をしちゃうとあちらのペースに持っていかれるので、チャイナ?と聞いてきた人はガン無視。

日本人とわかって声掛けて来た人には、日本語でいらない!ラクダ臭い!大丈夫!!と断りまくる。

日本語だとそれを察して諦めてくれる人も多々います。まともに会話しちゃったらこんなの負けですからね。

朝は涼しかったものの、気付けは12:00前で気温もグングン上昇。リュックの横に入れてた水はお湯になります。

歩いて戻り、改めてスフィンクスへ。

イイですね。エジプトだ。

因みにスフィンクスはエジプトの100ポンド札になっています。

さて12:30、とりあえずピラミッド観光は終えたので昼飯。

スフィンクスの視線の先にあるKFCに向かいます。

分かるかな、スフィンクスの視線の先にはピザハットとKFC。

何故かここのお店はアジア人に人気でした。

観光地でも1人300円しないくらい。
やっぱりエジプトは破格に安い。

どうやら去年の旅行記を見ると、去年よりもかなりエジプトポンドの価値は下がっているらしい。たぶんパレスチナの紛争問題をもろに影響受けているため、そのためだと思います。

13:00過ぎ、Uberで宿に戻ります。

この後は安いエジプトでしたかった散髪へ。

ハマダ美容院?

切り方と日本とさほど変わらず、むしろ値段の割には凄くイイ仕上がりに。超満足。600円ちょいでした。

宿に帰る途中、子供たちに絡まれる。
相方が超人気でした。インドに続いて、自分は囲まれず相方だけ囲まれる。

どうやら相方はインド、エジプト、モロッコの3大ウザい国で人気のようです。イイな、羨ましい。

その後は宿に帰って昼寝や休憩、写真の整理など。

18:30、夜ご飯を食べに外へ。

今日も今日とてコシャリ。

米とパスタを混ぜた感じです。大学生が好きそうな味。これでも1人100円弱。破格だ。


その後はエジプト来たらやってみたかったシーシャが吸えるカフェへ。シーシャも150円でした。破格だ。

20:00宿へ帰る。

因みに宿のすぐ近くはこんな感じ。

羊さんがいっぱい。

今日も今日とてビールを飲んで夜はゆっくり。

0:30就寝。

明日はカイロ最終日、とりあえずゆっくりして夜便で南アフリカまで一気にアフリカ大陸を下ります。

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