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世界一周 day223【晴れのクラクフ散歩☀️ シンドラーの工場へ🇵🇱】~世界一周新婚旅行~

11/16、6:00起床。
最近早起きばっかりで、この1ヶ月ずっと寝不足気味な気がする。

今日は朝からマリノスを見てました。磐田に4-3勝利、ロペスにゴールが生まれたことが良かったです。最後の複数失点は、詰めが甘いけどもう消化試合なのであんまり気にしません。

8:30、今日は朝んぽに出発。

実は昨晩、「シンドラーのリスト」という映画を見てました。あのスピルバーグが監督の映画で、第二次世界大戦時に、ポーランドがナチスドイツの占領下だった頃を描いた映画。そもそもナチスドイツはユダヤ人を絶対悪として、このクラクフでも民族虐殺を行ってました。そんな中チェコ出身の実業家オスカー・シンドラーは、自身の軍需工場にユダヤ人1200人を雇い収容所送りになるのを救った人と英雄とされています。この時代背景もすごく鮮明に描かれていて、勉強になりました。Amazonプライムで見れるので、興味ある人は見てみてね。

なぜ昨晩その映画を見てこの話をしたかというと、今日はシンドラーの工場に行こうと思ってたからです。今は博物館になっていて、映画を見て少し予習していきたかったから。

さて、お散歩に出発。今日は晴れで気持ち良い☀️

朝は全然人が居なくて、気持ちが良いですね。

1時間弱歩いて、ユダヤ人居住区にやってきました。

ユダヤ教の礼拝堂、シナゴーグ
こちらもシナゴーグ
この辺りは書いてる文字がヘブライ語になった。

そしてお散歩を続ける。

そして、かつてのユダヤ人強制居住区にやってきました。後ほどまた説明しますが、この辺りはナチスドイツ占領下、ゲットーでした。ゲットーというのはユダヤ人強制居住区で、ユダヤ人全員をこのエリアに追いやって順次絶滅収容所に送っていたそう。(ユダヤ人達にはもちろんそう伝えられてません。)

この広場に集められて、収容所送りにされたとか。
この写真はなんだろう。
世界で犠牲になってるユダヤ人の犠牲者?
かつてのゲットーの壁
多分ココだけ?唯一本物が残っていて雰囲気が重苦しい。

そして2時間くらいお散歩して、やってきたのはコチラ。

シンドラーのホーロー工場です。先述の通り、今はココは博物館になってます。ネットでチケット購入しようとするともういっぱいで買えなさそうでしたが、10時くらいにダメ元で行ってみたら余裕で買えました。

それでは見ていきます。

博物館全体的に、説明メインよりも
視覚で刺激するものが多かった。
駅の再現?
ナチスドイツのマーク。
ナチスドイツの指導者、あの有名なアドルフ ヒトラーです。
アドルフヒトラー駅?
クラクフ駅がドイツ語表記のHbf.に変わってます。
ナチスドイツ占領下ですね。
ゲットーの入り口の看板。
白い区域がゲットー、壁で囲まれて入り口は赤い所のみ
見た実物の壁は右下の赤い2箇所の間くらいですね。
ゲットー内の家も、狭くて物凄く劣悪な環境だった。
シンドラーのホーロー工場
ユダヤ人を雇って、軍需品としてこういう鍋などを作ってた
ゲットーの壁、再現
絶滅収容所の再現
収容所はアウシュヴィッツだけでなく、複数ありました。
実業家オスカー・シンドラー
シンドラーに雇われて救われたユダヤ人

どちらかというと視覚で刺激されるものばかりで、シンドラーのリストを見てから行ってよかった。今も世界で民族虐殺は起こってますが、本当に色々考えさせられますね。

11:30、再び旧市街方面へ戻る。

織物会館
聖マリア教会
よく分からないアート作品
ヤギェウォ大学
ポーランド最古の大学です。

晴れで凄く気持ち良かったです。ただ土曜日ということもあって、凄く人で溢れてました。

13:00、昼飯。

やってきたのはキンキラーメンです。

またラーメンかい!!って思ったあなた、今回頼んだのはまぜそばなので別ですね。異議は受け付けません。ラーメンや日本食食べ過ぎでは?という意義も一切受け付けません。

普通においしくて、日本で勝負しても全然通用する味だったと思います。これで1600円ほどなので、マジでポーランドは日本食が安い。

日本で韓国料理屋やタイ料理屋があるように、ポーランドでは日本食屋さんが当たり前に選択肢になってるんでしょうね。僕たちが店を出る頃には、もちろん満席で外は行列が出来ていていました。もはや日本食ブームではなく、日本食が当たり前になってる。

14:30、ふらふらお散歩しながら帰宅。

17:00、買い物へ行き1時間ちょいで帰宅。

20:00、夜飯。

スーパーでピエロギを買って、焼き餃子風にしてみた。1回目は焦げついたけど、2回目はうまく焼けた。

今日はぶらぶらお散歩しましたが、やっぱりシンドラーの工場やユダヤ人地区は強烈に印象に残りました。実は明日はアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に行くのですが、それの予習にもなって良かったです。

しかも運良く、アウシュヴィッツの唯一の公式日本人ガイドである中谷さんのツアーに参加する事が出来るので、実際に見たものや感じたものを事実として記そうと思います。ただ、細かい解説や時代背景の説明はしないでおこうかと。

「ポーランドでは何があったのか」「第二次世界大戦でユダヤ人はどうなったのか」「ナチスドイツは何をしたのか」「ホロコースト(民族虐殺政策)では何が行われたのか」などなど、気になる人は是非自分で調べて自分なりに解釈してほしい。

こういう重たい系の歴史は、自分みたいな立場がどうこう言えるものではない。色々書こうと思いましたが、調べれば調べるほど重たいし手が止まる。しかも嘘は絶対に書けない。

今戦争が行われてる世の中、絶対に調べて損はないと思うので、気になる人は細かい時代背景まで是非自分の手で勉強してみてください。

0:00、就寝。

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