見出し画像

ふりかえりとは、何をふりかえるのか。そして、何がよいのか。

授業のふりかえり。

授業最後に書かせる時間がないときがある。だから、システムとして、ふりかえりを書いて私に見せて帰るということにしている。
授業中によくいうのは、「先生の授業は、必ず最後には、スタンプでしょ。だから、ノートの終わりのところに、ふりかえりの欄を作って、授業の途中でも時間が空いている時に書きなさい。ふりかえりは3行以上です。」

画像1

と言っていた。
3行以外は、指導していなかった。
ふりかえりは、何を書かせていたかというと

①分かったこと、できるようになったこと(!)
②分からなかったこと、できなかったこと、ふしぎなこと(?)
③これからやってみたいこと(→)

だった。

ふりかえりの次の段階

さらに、ふりかえりをさせる上で、授業で気をつけることを考えている。
例えば、「予想」→「理由」。
「予想」は、選択させることが多い。
そして、選択した「理由」を「〜だから。」で書かせる。
「理由」が書きづらいときもある。
情報が少なくて、カンで書くしかないものもある。
もちろん、「直感で選んだから。」なども理由にしていた。
しかし、選択しなかった方の理由を書かせるとうまくいことある。
「〜だから、こちらは違う。」
消去法である。
これで書けることもある。

R80アールエイティー(中島博司氏)

中島氏は、R80という方法を提唱している。(リンク引用)

1 「R80」の読みは「アールエイティー」です。
2 Rは「リフレクション(振り返り)」と「リストラクチャー(再構築)」のRです。
3 80は,自分で80字以内の文章を書くという意味の80です。
4 基本ルール①……ALの最後に,リフレクション(振り返り)として,ペアやグループで話し合ったことなどを,リストラクチャー(再構築)して,80字以内で書きます。
5 基本ルール②……必ず2文(2センテンス)で書き,その2文を接続詞で結びます。
6 目的……思考力・表現力・論理力を育成します。→ それが学力向上につながります。
7 なぜ2文80字以内か…1文は50字前後が理想とされています(簡潔に明確に書く)。
★「新テスト」における短文記述式問題の文字数が80字以内です。

優れた点は、80字で振り返らせ切る点にある。
AL(アクティブラーニング)をしている中学での実践。
小学校では、少し変化が必要。
しかもALをしていない時も使えるようにしたい。

小学校のバージョンに落としてやってみる。

ここから先は

660字 / 1画像

¥ 100

サポートお願いします。サポート費用は取材に当ててより良い記事を書きます。