昨季なら降格、命からがらの残留
-降格を免れたチームでは過去ワーストの勝点を記録-
厳しい言葉で表すなら、フォレストは“最悪な結果で最低限の目標を達成した” といえる今季だったのではないか。
その背景としては、、フォレストが今季獲得した
勝点が04-05シーズンにWBN (ウェストブロムウィッチアルビオン)が記録した、残留したチームの最小勝点34をフォレストが更新してしまったからだ。
勿論、FFP違反による4ポイントの勝点剥奪があったが、結果としては32ポイント。(剝奪なければ36)仮に剥奪が無かったとしても、たった2ポイントしか
変わらないのだから残念な結果と言える。
また、昨季は18位レスターが34ポイントで降格、21/22シーズンでは、バーンリーが35ポイントで18位降格と、直近2シーズンでは今季のフォレストは降格に価する結果となってしまった。監督交代、FFPと難しいシーズンではあったが、数字で振り返るのであれば1つ受け入れなければいけない結果ではないだろうか。
ただ、結果としては残留し、来季もプレミアリーグで戦えるのだからこれを幸運と捉えるべきだろう。すごくポジティブに捉えるのであれば、ワーストの記録で残留できたのだか神様がくれたチャンスと受け取るべきである。
だからこそ3年目となる来季はラストチャンスだと思って中位どころか欧州大会獲得圏内を争うくらいの気持ちじゃないと神様に示しが付かないだろう。
今季アストン・ヴィラはチャンピオンズリーグの出場権を得た。5シーズン前はチャンピオンシップで昇格プレーオフを戦っていたチームだ。
昇格後は17位→11位→14位→7位、そして今季4位という成績を残した。ブライトンだって数シーズン前は降格争いをしていたが今期は欧州の大会に出ている。
レッズの(フォレストの愛称)ファンはプレミアリーグで戦うことを夢見ているんじゃない、かつてイングランドを圧巻し欧州の舞台で王者となったあの日の再現を待っている。
「もう、古豪なんて言わせない」
そんな言葉を言えるような結果を来季はぜひ期待したい。