規格外とは?
この言葉を聞いて、何をイメージされますか?
スポーツ選手などでは、これまでに類のない超大物みたいなイメージでしょうか?
農産物では、この言葉の評価はマイナスイメージです。
規格外=2級品
価格は、半分以下になってしまいます。
実はこの言葉が、私を無農薬・有機栽培に向かうきっかけを作ってくれました。
玉ねぎの収穫をしていると、小さいもの・頭がとんがったような形をしているものなどは、コンテナに入れずにその辺りに、放っておきます。
理由を聞くと、それだけ集めても安すぎて採算が取れないから、なのだそうです。
同じ圃場で獲れた玉ねぎ。
同じ味だし、調理すれば何も変わらない。
何かおかしい?
という違和感を感じた私は、彼ら規格外玉ねぎの販路を模索し始めました。
そして、いろいろな出会い・気づきの中で完全無農薬栽培の玉ねぎを大・中・小、さまざまな大きさ・形そのまま販売させていただいています。
規格外
言葉を変えれば、
普通ではない。
人もそれぞれ、規格外。
みんな、一人一人違っています。
十ぱ一絡げでまとめて見ようとすると
出てくる「普通」というくくり。
一人一人の強みを活かすアプローチ、
その大切さを改めて感じています。