ちやほやされたい症候群

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

これから書く話は私にとっては恥ずかしい話です。これを読んで、「かわいそうな人」と思った方はどうぞそのままの感性でいられることを祈ってますし、もし、「私も同じことを思った…」なんて人はちょっと要注意です。

10年くらい前のことです。海外駐在を終え、当時は課長クラスに昇進もし、海外駐在手当で貯金も結構たまり、そして収入自体も増えていた、まあ今思えば私の会社人生の中で、まだ未来があると思えていた時期です。

そういう時期でふと思ったのは、お店とかで「上得意様と思われたい」ということでした。

例えば百貨店で顔なじみの店ができるとか、車は何年も付き合いのある営業マンがいるとか、なんというか、お店の人にちやほやされたい、一見客じゃない扱いを受けたいというなんかわけのわからない願望ですね。

他人のこういう思考を「ばっかみたい」と思うあなたは多分健全な心の持ち主だろうと思います。私も今ならその時の私を見てきっとそういうと思います。

そしてさらに問題なことに、今まで買わなかったようなものを買ったりしたことでしたね。ちょっとお高い服を買ったり、お高い時計を買ったりしました。

買った物自体はまあ、今でも大切に使用できているものもあるのですべてが無駄だったとは言わないまでも、その時に望んでいた(と言うとちょっと大げさですが)「上得意の扱いを受ける」ということには1㎜も結びつくことはありませんでした。

さて、皆さんはこの私の当時の心境と行動について、何が問題点だったと思いますでしょうか。

私が今思うことは次の点です。

〇不必要というか分不相応なものを買った=金の無駄遣い

〇金の力で他人に褒めてもらおうとした

特に二つ目の方は罪が重い。なぜといえば、金の力を借りなければ自分というものを評価されない、結局自分をそういう風に見ていたからこその行動だと思うからです。

皆さんもどうかわたしを「他山の石」…そういやどっかの幹事長がこんな事を言って大炎上していたような気がしますが…としてくれぐれもお気を付けいただきたいと思います。

それでは今日も雑文、ご一読いただきまして有藤ございます。

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