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【27】ひとりぼっちじゃない

不安の中踏み切ったクラファンだったけど、たくさんの人から応援の声をもらえて嬉しいときもある。

中学のときからの友人から。高校の友達から。幼稚園の時からの友達から。

疎遠になってた友達から連絡が来る。「めちゃめちゃ応援してるから。」すこしぶっきらぼうにも思えるその言葉に、なぜだか少し涙がでた。

こっちに来てから、ずっとひとりぼっちだと思っていた。なかなかこっちの人には馴染めない。電波だってよくない上に時差だってあるから、友達に電話だってなかなかできない。正直ずっと寂しさに耐えてここまでやってきた。

ずっとクラファン関係のことに打ち込んでいるから、ホストファミリーもなかなか話し掛けづらいだろうと思う。いつもノートパソコンとにらめっこしている僕に、長男の子はもうあまりいたずらをしてこなくなった。

もう、2月になる。9月25日にケニアに来てから、僕のアフリカの日々が終わろうとしている。あっという間だったような、そうでないような。

小さい頃に見たポケモンの映画の水の都の守り神のエンディングの曲が今でも好きで、よく聞く。「ひとりぼっちじゃない」という曲。

集まったパトロンのメッセージをときたま眺める。頑張れ。気をつけて。帰ったらご飯に行こう。応援してます。

恐れないで、勇気捨てないで、君は一人ぼっちじゃない。辛くなったときによく聞く渋いその声と、アコーディオンの軽快な音楽と、遠く離れた日本からのメッセージが、あともうちょっと頑張ろうと僕を励ましてくれる。

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僕の住んでいる島は、HIV罹患率が非常に高いため、HIVテスト受診促進のためのプロジェクトと、学校に介入して性教育や、HIV/AIDSの授業を行うことで、若者のHIV感染を防ぐことを目的としています。詳細は下記のリンクから!もしよければ、SNSや周りの友人・家族にも共有していただけると嬉しいです。

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熊谷拓己
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