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後屈(バックベンド)の正常関節可動域

本音。
色んな所から文句を言われそうで怖い。
いっぱいディスられそう笑
フォロワー減りそう笑
でもヨガでケガする人が減ることを祈って。
自分の仲間を守るために。

と思って3ヶ月くらい前にSNSに投稿した文章ですが、思いのほか共感していただき、これをきっかけに運動学的な視点からみたヨガアサナを書かせていただいています。よろしければ続きもご覧ください。

身体の可動域は広い方が良い、というのは間違い。多少個人差はあるだろうけど『正常』関節可動域が設定されています。(ネットでも調べられるよ!)
僕の認識では、本来ある自然な身体の可動域=正常関節可動域内での運動がヨガの『アサナ』。それによって自然治癒力を高めたり、心をも本来ある自然な状態に導くのが目的。

(ただし僕は正常域を越えること自体を否定しているわけではなく、リスクを承知の上でパフォーマンスを競う努力をしてる人も応援しています。コントーションとか。ただし無知ゆえにそれとヨガアサナを混同して生徒さんにミスアライメントな「ポージング」に憧れを持たせて指導するのは別。)

例えば、バックベンドって胸腰部の伸展はたった30°まで。

参照 正常関節可動域と計測法(日整会、日リハ学会制定)
http://www.koganet.ne.jp/~care/joint_angle.htm

(ハイランジのように脚が前後するポーズはもうちょっと行っても良いのかも。ここら辺はまだまだ僕も勉強中。ちなみに写真の線引きの基準もあってるのか?なので参考までに。)

30°以上いけちゃう人、柔らかいんじゃなくてラクして「緩い」「弱い」「股関節伸展が硬い」のを誤魔化してるだけ。ヨガ「アサナ」ではなく「ポージング」でインスタ映えしたいんでしょ?と感じてしまう。

ちゃんと呼吸を深めてから、力強く土台を根付かせ、骨盤の前後傾のバランスを整え、バンダをかけながら、これ全部を維持できる範囲でバックベンドしていけば、自然と正常関節可動域内に収まり、無駄が削ぎ落とされバランスの取れた真の個性が浮き出てくる。

僕はそういうアサナの取り方をシェアしていきます。

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