東洋医学における人体の仕組みとは?
東洋医学は西洋医学とは生理観や病理観がある。
そこで今回は、東洋医学における人体の仕組みについてまとめてみました。
東洋医学における人体の仕組み
東洋医学における人体の仕組みは、生理物質、組織・器官、経絡・経穴に大別できる。
生理物質
→生命活動を維持するための不可欠な物質。
精、気、血、津液に分類される。
組織・器官
→身体の構造を形成するもの。
五臓、六腑、奇恒の腑(きこうのふ)、五官九竅(ごかんきゅうきょう)、
四肢百骸(ししひゃくがい)などが含まれる。
※
五官→鼻・目・口唇・舌・耳の感覚器官のこと。
九竅→眼・耳・鼻・口・前陰・後陰の計9つの孔をいう。
四肢百骸→人体全ての骨格を意味する。
経絡・経穴
経絡→気血の通路。
十二経脈、奇経八脈、十五絡脈
経穴→経絡上に存在する作用点。気の出入りするとこ。
臓腑などの体内の状態を反映するため、反応点、診断点、治療点にもなる。
西洋医学に置き換えた場合
生理物質→血液、水分など
組織・器官→肝臓や胃などの内臓など
経絡・経穴は→血管やトリガーポイントなど
まとめ
このように東洋医学ならではの生理観がある。
東洋医学と西洋医学で働きや役割など似ている部分もあるが
あくまでも、それぞれを整理した方が混乱しないと思います。
次回以降は生理物質の説明をしていこうと思います!!