写真展『黎明』を終えて
はじめに
初めて自分で企画した写真展が無事終了し、緊張から解放され帰路についています。
来場してくださった皆様ありがとうございました。
鉄は熱いうちに打てということで感想を書いていこうと思います。
展示までの経緯
東京カメラ部10選U22 2022のニコンプラザ大阪での展示をきっかけに仲良くなったメンバーが集合して写真展を企画しました。当時のラインが全員敬語でほほえましい。
2023年のU22に僕と鬼塚が選ばれたことをきっかけに、今年の9月に写真展をやることに決定し、最後の一人に山形で活躍していた写真家のひろとくんを加え、盤石の10名で展示に臨みました。
黎明
展示をやるにあたって、今回は写真のコンセプトではなく展示者自身をメインテーマにおきました。SNSを中心に活動している写真家のイケイケな年代って個人的に20代後半~40代ぐらいだと思っていて、はよ世代交代しよ!って気持ちで展示を企画しました。
どうせやるなら盛大にイキってやろうとミーティングで話したり。
展示してみて
ヒカリエで行われていた東京カメラ部写真展のおかげで、3日間で300人近くの方にご来場いただきました。写真を説明して、感想をお聞きしたり、新たなアイデアをいただいたり、尊敬する写真家の方々とお話しする機会があったりと夢のような時間を過ごすことができました。
また、同世代の気心しれた10人ということで、準備から展示中まで笑いが絶えることなく、改めてこのメンバーでよかったなと感じました。
課題
ただ、写真展中にいくつか気づいたことがあるので、今後の課題として備忘録程度に書いておこうと思います。
僕が展示した作品はDay to Nightと呼ばれる作品で、時間の変化を表現するというテーマのもと作成している作品です。
テーマの難解さと、見慣れない写真であることから説明がないと敬遠されてしまうのだと実感しました。
(僕の写真だけ素通りされることもしばしば、、)
見ていただける人に興味関心を持ってもらうためにもテーマを深化させ、コンポジット技術だけが先行した写真にならないために構成の仕方を練り直す必要があるなと気づくことができました。
(これ後日しっかり考えてnoteにします)
あと展示そのものの勉強もしたいですね。
撮影する際にどこまで展示を想定しているのか、
展示の際には伝え方にどんな工夫をしているのか、などなど他の写真展を企画した人たちに聞いてみたいことが山のようにでてきました。
また全体的に来場者の動線を考慮できていない展示になってしまっていたのも反省点です。今回は各自異なる被写体の写真を展示するのが目的だったので、仕方ない点はありますが、自己満足の展示にならないようにする配慮が大切ですね。
まとめ
今回の写真展は若手写真家の僕たちの熱を伝えるという意味で成功だったように思います。
ただし次を考えた時に見てくれる人に何を伝えるのか、どういう風に写真を見てもらいたいのかを最優先とした展示準備が必要だなと感じました。
自分の話を聞いてくれる場があることの貴重さに感謝して、精進します。
あとがき
合同写真展あったら誘ってください(傲慢)。
雑用から運営まで全力でがんばります。
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