テレコンバーター vs デジタルテレコン
X-T5のセンサーが40Mピクセルになって、1.4倍と2.0倍のデジタルテレコンが備わった。
わたしはX-T3の時には2.0倍のテレコンバータ(XF2X TC WR)を使っていたので、どう違うかちょっと試してみた。
使ったレンズは、XF80mmF2.8 R LM OIS WR MACRO
2倍のデジタルテレコンは各辺1/2にトリミングするのと同じになるから、画像サイズ(面積)も1/4、40Mピクセルだったのが10Mピクセル、今回の写真の場合、ファイルサイズは約16MBだったのが約4MBとなった。
スマホなどでみる限りは画質の差はほとんど感じられない、一目で違うところがわかるのは被写界深度で、テレコンバータの方が浅い、ピントの合ってるところが浅い、背景がボケやすい。
80mmF2.8レンズが160mmF5.6レンズになったのだから。
F値が2段落ちるけれど、焦点距離が倍になる方が効いてる。
(下にキーボードを撮った比較画像を載せておきます④⑤)
プリントして確かめたわけではないですが、2L版くらいまでなら画質の差はわからないような気がする。
理論上はデジタルテレコンの方が画像サイズが小さくなる分、粗くなってくるはず。A4サイズくらいから徐々に粗さが少し影響してくるのかな。
またテレコンバータはレンズの中央部分を拡大して、オリジナルの画像サイズに書き込むわけだから、画質は甘く(ゆるく?)なってくると思う。
両方とも画質ダウンされるわけで、自分の使うサイズを考えて、どこまで許すかでしょうね。わたしならオリジナルの画像サイズに書き込むテレコンバータかな。そのときテレコンをもってなかったらダメだけど(笑)
おまけ(笑)
⑥:80mmマクロが225mmマクロに
⑦:80mmマクロが320mmマクロに変身(笑)