![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43984732/rectangle_large_type_2_8d2c77ca9da95f95d61965aa141ae8c3.jpg?width=1200)
家づくりは「掃除のしやすさ」も大切!~メンテのできない家に要注意!!
こんにちは。
建築コンサルタントのtakumiです。
家づくりを計画されているいる皆さんは、掃除がお好きな方も嫌いな方も様々だと思います。
誰だって、できることなら掃除のしやすい家にしたいものです。
ということで、本日は、「掃除のしにくい・面倒な」仕様やアイテムをご紹介します。
◆引き戸の引き込み
引き戸は開き戸に比べて、引き込みの部分にホコリが貯まりやすいものです。
一般的な引き込み↓↓↓
さらに、引き込むところが凹の形になる「戸袋(とぶくろ)」になるタイプは、戸袋部分は掃除が出来ませんから、やっかいです。
戸袋タイプの引き込み↓↓↓
戸袋は、普段はホコリが入りにくい構造ではありますが、当然、経年とともに少しづつホコリは入り続けます。
枠を外して戸袋の中もメンテナンスできますが、かなり面倒臭いので、おっくうですよね。
◆バルコニー
最近、「メンテナンスや掃除が嫌だから、バルコニーはつけない」という方も増えているバルコニーです。
特別、掃除がしにくいという訳ではありませんが、やはり「外」の空間ですし、また、FRPなどの塗膜系の防水は、表面に汚れやゴミが付着しやすいので、結構汚れやすい場所ではあります。
◆ウォークインクローゼット
以外とゴミが溜まりやすいのがウォークインクローゼット内。
衣類からホコリが出やすいのに加えて、人の出入りが多いので、ホコリも舞いやすいし、細かいゴミも落ちやすい場所なんですね。
加えて、通路以外は普段からあまり掃除しませんから、隅の方、奥の方にはホコリやゴミが溜まりがちなんですね。
◆狭いトイレ
トイレも掃除しにくいですよね。一般的なトイレは約1帖(壁芯サイズで1.82m×0.91m)の大きさですが、この大きさでも便器の後ろは見えにくいし、でも届きにくいところです。
そのため、さらに狭くする(縦の長さを1.82mより短くする)と、トイレとしての機能にはそれほど支障はありませんが、掃除がとてもやりにくくなるものです。
1帖もないスペースの床を掃除するのは、なかなか大変です。
◆吹き抜けの窓や化粧梁の上
当たり前のことですが、吹き抜けは掃除がほぼできませんが、吹き抜けのメンテナンスをあまり考えずに採用する方がほとんどです。
手の届かないところは、掃除がしにくい、もしくは業者を呼ばないと掃除ができないものです。
高い位置の窓は拭き掃除ができませんし、化粧梁(見せ梁)にはホコリがびっしりたまりますし、シーリングファンも換気扇も自分たちでは掃除ができません。
◆まとめ
掃除がしにくいものだから、それだけで不採用にする必要はありませんが、何も考えずに好きなものを色々と採用していると、出来上がってから、「これ、どうやってメンテナンスするんだ?」と、嫌な後悔をしてしまうことになります。
こだわるものにはデメリットがつきもの。
デメリットもきちんと把握して、計画しましょう。
◆プレゼントコーナー
家づくりに不安があればすぐ読む本!~
『絶対に押えたい7つの重要ポイント』
建築士takumiの無料メルマガ講座にてプレゼント中!