「諦める」ことは、少し勇気がいる
「諦める」ことは、少し勇気が必要。
小さな頃からたくさん言われてきましたよね、「諦めずに頑張りなさい!」「そこで諦めたら試合終了ですよ」「ネバーギブアップ!」などなど。
固定観念的に、「諦める」という言葉にネガティブな印象を抱くように育ってきた気がします。
ただ、諦めなければ次のステージに行くことができないと、ビジネスコーチの高森勇旗さんは仰っています。
今回は、
高森勇旗さんの著書「降伏論」を読んで、学んだことを2つご紹介したいと思います。
「自分らしさ」を諦める
1. あなたの判断軸って本当に正しい?
「諦めてはいけない」と同じかそれ以上に、「自分らしさを大切にしよう」「自己分析して自分らしさを見つけよう」など、ビジネス書や就職活動のシーンで使われる言葉です。
私自身も就職活動の場面では、自分のことが嫌いになる程自己分析を行いました。過去の経験から価値観がどのように作られているのか。過去から現在まで一貫している自分の強みは何なのか。
自分と向き合い、性格や強みを知ることは大変重要です。
ただし、より上のステージに上がるためには「自分らしさ」が道を妨げているケースがあります。
例えば、
年収1000万の先輩がいたとします。先輩から年収500万の自分に、仕事に関するアドバイスをもらったとします。そのアドバイスを自分なりに解釈し、自分らしい方法へと変換します。
自分らしい方法で進めた結果、期待以上の成果を出せなかったことはありませんか?
確かに自分らしいやり方の方が進行することが簡単で、コントロール下にあることで、違和感なく進められることでしょう。
ここに自分らしさの”穴”があります。
年収1000万円の先輩のアドバイスを年収500万円の自分の尺度で測ってしまっているのです。
先輩のアドバイスに自分のスパイスをかけた結果、少なくとも年収1000万円のクオリティを出すことはできないでしょう。
「自分らしさ」が裏目にでていることがあることに気づいていますか?
少なくとも、年収500万円の領域から1歩だけ外に出ることができるかもしれません。
2. 言葉を変える
使う言葉があなた自身を作り上げていると、高森さんは仰っています。
「一応」
「〜と思う」
上記の2つの言葉を使うとき、責任から逃げていることが多いのではないでしょうか?
「一応」「〜と思う」は以下の場面で使うことが多いです。
自分の出来に自信がないとき。
念のため保険をかけるとき。
口癖になっているとき。
サイバーエージェントの人事部長の曽山哲人さんが、採用面接で聞く質問の1つに「あなたの決断経験は何ですか?」があるそうです。
決断経験は、結果の良し悪しに関わらず責任を負って挑戦した証であるのです。
決断の妨げになってしまうのが「一応」「思います」という言葉です。
自分の仕事に責任を持って挑戦し続けるためには、使う言葉から変えていかなくてはなりません。
成果はすぐ表れない
高森勇旗さんの「降伏論」では、
と仰っています。
自分が変わるために一歩ずつ、変えていく必要がありますね。
本noteは新社会人のいずたくの失敗と成長の備忘録を残していく記事です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
良い記事だったな、まだまだ頑張れよ、など応援のお気持ちがありましたら”スキ”をいただけると嬉しいです。