オリンピック、スポーツの力

術後１か月ほどが経ちました。
お陰様で、先日無事に退院しました。
看護師さん、先生方、リハビリ科の皆さん、
ありがとうございました😭
現在は、クラブハウス、家、病院で、
リハビリの日々です。
クラブハウスでのリハビリを許可してくださったFC町田ゼルビアの皆様、
町田へ、快く送り出してくださった
カマタマーレ讃岐の皆様、
送迎をしてくれている家族、
いつもありがとうございます🙇

今は、自分の膝くんに
「もう切れないように一緒に頑張ろう」
ほかの部位達くんも
「もう怪我しないように一緒に頑張ろう！」
強くなるぞー！と、
心の声で語りかけています。

ではではここからは、
2週間の入院で気づいた、感じたことを書こうかなと。

まず、
当り前だけど健康でいることは重要です。
歩けるだけで優勝です。これほんとに。
トイレに行くにも痛いし、シャワー浴びるにも椅子がないと浴びれない。
今までの人生は、なんて自由だったんだと。
いつでも両足で立っていられる。
これだけで幸せなんです。
よく、「幸せは意外と近くに転がっている。」
なんて言ったりしますがほんとにその通り。
当たり前にある現状すべてが幸せだと思って
感謝するように努めます。

走れる、サッカーできる。
試合に勝って喜べるなんてもう神の領域です。
羨ましすぎます。

入院患者さんの中にはいつ退院できるかも分からず、治療を施しても、
治るのか？良くなるのか？はわからない。
先が見えない中で、過ごしている方もたくさんいらっしゃいました。
治る怪我で、退院する日も決まっている自分なんて恵まれていました。
「オリンピック頑張ってたね。私もリハビリ頑張るよ。」
と仰って、自分の隣でリハビリしていた方は、車椅子から立ち上がる。
というリハビリをされていました。
勝手ながら、歩けるようになって欲しいな。
と心から思いました。

と同時にスポーツってすごい、
オリンピックってすごい、
アスリートは誰かの希望になれるんだ。
と感じました。
何処かで、いつの日か、そういう誰かに
希望を与えられる選手になろうと決めて、
毎日、パワーアップしてピッチに帰ることを
考えてやり続けます。

自分が健康第一で、復帰して活躍するために
取り組むのはもちろんですが
同時に親にも健康でいてほしいな。
と思いました。
どう介護する？されたい？
と家族で話してみたりしましたが、
延命措置はいらない。
迷惑にはなりたくない。との回答でした。

家族が大好きだし、
できることなら死んでほしくないです。笑
残念ながら、それは叶わぬ願いなので、
最後まで自分の足で歩いて、
頭で考えて、
会話をして、
良い思い出を振り返って、
最期を迎えてもらいたい。
と思いました。

親の健康寿命を延ばせるように、
一緒に運動したり、健康的な食事をしたり、
「刺激があると頭も働くし、元気でいられる」というのを目にしたので
活躍して、いろんなスタジアムに足を運んでもらって、歓声の中でプレーする自分を見てもらう。と決めました。

とにかく、
人生において健康の優先度が上がりました。

最後に、
「思い出」が大切です。

「死」に思いをはせたことなんて
全くありませんでした。
考えたら死ぬのが怖くて、
死んだら全部忘れちゃうのかな？とか思って
なんか泣きそうになるので、避けてきました。

だから、ハッピーに考えました。
死ぬときには思い出を振り返ろう。
後悔なんて思い出せないくらいの素敵な思い出で溢れていよう。

これは周りの大切な人全員が、
そうあってほしい。

だから、
素敵な思い出になる体験をたくさんしたいし、
誰かの素敵な思い出の登場人物になったらいいな。と思い
周りの人を大切に過ごしていきます。

まずは、
この日、この瞬間のために、
サッカーを頑張ってきたんだな俺は。
と思えるように。
きたるその日に向けて、
毎日やるべきことを積み上げ続けます。

とまぁ、
入院しないと考えないことばかり
考えさせてもらう期間になりました。
やはりこの怪我にはたくさんの意味があり、
まだまだ成長が隠れているみたいです。

読んでくださった皆さんも
健康第一！で行きましょー。
では、また。