【書籍紹介】 「5000日後の世界」
ご無沙汰しております! 本村です。
私個人として、プロフィギュアスケーターの羽生結弦選手を主にした書籍「蒼い炎Ⅳ 無限編」に関する記事を投稿した日が約5ヶ月以上も前の6月13日(火)になります。
なので、久々の投稿回になります。
投稿回と言っても今回で2回目なのですが笑。
さて、今回は”書籍紹介”ということで私、本村が読んで面白かったり興味深かったりした本を紹介していこうと思っております。
タイトルにもある通り「5000日後の世界」という本です。
かなりのインパクトがある表紙です笑。
大まかな内容としましては、表紙に書かれているフレーズが全てを物語っています。
すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる
というように、これから歴史的な大変化が起こるというテーマを扱っています。
ざっくり言うと、GoogleやAmazonなどのGAFAと呼ばれる大企業の次に生まれる新しいプラットフォームのことです。
その新しいプラットフォームのことを本書では「ミラーワールド」と呼んでおります。
ミラーワールドというのは、バーチャル世界のことで、言い換えると人類の未来の生活圏のことです。
分かりやすい代表例に2018年にアメリカで公開されたSF映画で「レディプレイヤー1」という作品があります。
この作品はゲームの中を舞台にして繰り広げられる近未来のアクション映画でして、一時期は大ブームとなりました。
メタバースという言葉が普及したのも「レディプレイヤー1」という作品が影響していると考えられます。
現実世界については触れず、主にゲーム内の世界を中心に物語が展開されていく様子は、まさに「ミラーワールド」そのものだと言えます。
上記のような流れで、これからの時代は世界のルールが大きく変わるということです。
要するに、目に見える形でルールチェンジが起こることになります。
新時代のプラットフォームについてまとめた書籍であると同時に興味深い点が2箇所ありました。
①「高齢者よりも若者が失業してしまう」
②「学校は学び方を学ぶためにある」
順番にお話ししていきます。
①の「高齢者よりも若者が失業してしまう」というのは、結論から言うと負ける確率が上がってしまうということです。
どういうことかというと、シンプルに今後は働かないといけない年数が上がるため、”知識”と”経験”の二つを兼ね備えている豊富な人が生き残るということです。
時間が経てば経つほど、どうしても”知識”と”経験”の差を埋めることが難しくなってきます。
知識と経験の総量は若い人たちよりも年齢を重ねた方々の方が多いからです。
若い人たちが勝つためには、なるべく体力に余裕がある間に脳みそのキャパシティを広げておく必要があります。
長時間耐えうる基礎体力が搭載されていないと、知識や経験も吸収できないlからです。
今の時代に限った話ではないですが、個人的には新しいテクノロジーをどういう風にして使いこなすかが勝負を分けるのではと考えております。
続いて②の「学校は学び方を学ぶためにある」という話ですが、これに関してはフレーズそのままで、自分に合った学習スタイルを確率させておくことがこれからの時代は必須のスキルになるとされているみたいです。
何度も紙に書いて覚える反復練習のタイプの人もいれば、耳で聞いて覚える音声タイプの人もいると。
さらに自分の身体で実際に体験して覚えるという身体で覚えるタイプの人もいたりと学習方法って人それぞれだったりします。
そのため、自分に合う学習スタイルを定着させる実験期間として、高校生の終わりまでに見つけるべきであると本書では言っております。
著者であるケヴィン・ケリーさんも実践されていたようです。
ということは、小学校や中学校などで国語/数学/英語/理科/社会と存在し、そこから分岐して、国語なら現代文や古文、漢文、理科なら物理や化学、生物や地学などといった科目数の多さも自分の学習スタイルを確率させる実験の場の一つだったのではと考えました。
というように今回は書籍紹介をテーマに「ミラーワールド」を題材とした5000日後の世界という本の紹介をさせて頂きました。
それでは、また!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?