足首を捻った②(運動療法)
前回の記事、足首を捻った①の続きです。
今回はケガの初期(炎症期)が過ぎ、痛みが軽くなり足首の動きが出てきてからの運動療法についての解説をします。
対象となる方
捻挫の痛みは治ってきたがまだ完璧ではない、という方はもちろん、今まで何度か捻挫を繰り返してしまっているという方にも読んで頂きたい内容です。
なぜ実施するか
①姿勢キープ能力を改善する
②組織が固まってしまうのを防ぐ
③筋力トレで反応を高め、再受傷を予防する
など
具体的な運動は下記の通り、
負担のかからない足趾の運動からスタートしましょう!簡単な運動ですが足の拘縮予防、痛みや腫れのコントロールにも大切です。
歩行時の痛みが軽くなればストレッチ、バランスも実施しましょう!
バランスは片足が難しければ左右、前後に揺れることからはじめましょう!
支持足は母趾球、小趾球、踵の3点でアーチを作るようにしキープすることを意識しましょう。
日常生活で違和感がなくなればかかと上げも実施しましょう!
痛みなく片足でできればスポーツも復帰間近。
ジャンプ動作や縄跳びなど実施してみましょう!
以上が足の捻挫で最低限必要な運動療法です、それぞれの生活に合わせ実施して頂ければ幸いです。
日頃スポーツをすることが少ない方は両足踵上げを目標とし、スポーツを激しくする方であれば片足踵上げや縄跳びをクリアし段階的にスポーツに復帰をすることをオススメします。
みなさんが再受傷することなく楽しく日常生活やスポーツを実施できることを願っております!
ありがとうございました。