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〜日々是成長〜 トライアスロンにおける目標設定とトレーニング計画①(導入編)

こんにちは。36歳♂、製薬会社で研究開発に勤しむ傍ら、30代でのコナ出場を夢見るトライアスリートです。お喋り怪獣(4歳娘)とGoing my way末っ子長男(1歳息子)の育児を楽しみ、食う・寝る・走る日常に幸せを感じています。このnoteでは、私の好きな『トライアスロン』と『パパ飯・食育』について、”自分が楽しい”をモットーに書いていきます。ぜひ趣味や価値観を共有できれば嬉しいです。

さて、過去2回ではトライアスロンを始めるために必要なこと、また、楽しく続けるために必要なもの、について書いてきました。そこで今回は、その先にある「目標設定」について書きたいと思います。

ところで、「目標」と言っても当然人それぞれだと思います。

・仲間と楽しむこと

・色んな場所でレースに出ること

・自己記録を縮めること

・世界選手権に出ること

どれも素晴らしい&充実した目標で、私自身も上に書いたもの全て目標と言えると思います。但し、やるからにはやはり楽しみつつも上を目指したい、そんな気持ちがあります。具体的には「30代のうちに世界最高峰のトライアスロンレース、Ironman World Championship Kona Hawaii (Ironman Kona) に出場すること」です。

Ironman Konaは、トライアスロン発祥の地ハワイ島のコナで毎年10月に開催(当初は「10月の満月に一番近い土曜日」に開催されていましたが、近年は10月の第2土曜日に開催)される世界選手権で、直近1年で世界中で開催されるおよそ40のIronmanレースでそれぞれ30~40の上位フィニッシュ者(おおよそ上位2~3%)に出場権(スロット)が与えられます。Konaスロットをゲットした人のタイムは今の私からすれば異次元で、同じフルタイムワーカーのアマチュア(プロは別枠ですが、中には元プロやセミプロのような職業の方もある程度いるようです)とは思えない超人達のお祭り私にとってまさに憧れのレースです。

(以下のリンクに比較的わかりやすくまとまっているので、興味ある方は参照ください)

そのような本当に高い高い目標を達成するためには、何となくトレーニングを積むだけでは中々近づくことすらできません。かれこれ私はトライアスロン歴10年程になりますが、振り返るとまさにはじめの7~8年はただ「Kona, Kona」と言っているだけでした。

そんな時、ともにトライアスロンをはじめた親友から以下の本を紹介してもらい、それ以降、主にバイクのペダリングパワーやトレーニングのストレス等の数値化をベースにした理論を参考に、数値をもってトレーニングやレースのプランを具体的に計画化し、日々管理しながら取り組んでいます。

パワー・ストレススコアによるトレーニングの数値管理を始めてから2年で明らかに成長し(まだまだですが‥)、それまで何となく良くも悪くも6時間±10分前後に収まっていたミドルディスタンスのレースの記録を一気に50分ほど縮め、(まだもう1~2歩必要ですが‥)ミドルの世界選手権の出場権は「そう遠くないうちに実現可能なもの」として捉えることができるようにまでなりました。レースが非常に限られる昨今ですが、何とか1~2年以内にミドルの世界選手権への出場を果たし、その次はいよいよIronman Konaへの出場権獲得を果たしたいと思っています!


詳細はまた次回後編で書きたいと思いますが、私の場合は、上で書いた理論を念頭に入れつつ、以下のようなイメージで目標設定し、日々トレーニングに取り組んでいます。慣れないうちは少し難しいですが、一度数年先までを具体的に設定し、それに対する進捗を振り返り、適宜見直しながら進めることで、徐々に精度も上がり、レースにおけるペーシング精度向上にも寄与し、以前のようにランの後半で大潰れすることはかなり減りました。

①選手権出場者をベンチマークとして最終ゴール及び途中年単位のマイルストーンのタイムを設定

②上の設定タイムをスイム・バイク・ランに分割し、それぞれペースやパワー(NP)など測定可能な指標に変換

③細かいマイルストーンとして、ターゲットレースと各指標とを結びつけて設定し、ゴールから或いは現在地からの両方向で実現可能性を確認(少し背伸びするくらい)

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お読みいただきありがとうございます。次回はパワー・ストレススコアについてももう少し数字で織り交ぜながら、私のやり方を解説したいと思います。

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