【海外駐在】選ばれる理由・行動について。あなたは助っ人外国人。
私は現在海外駐在をしており、ありがたいことにインタビューや後輩から
海外駐在員になるための相談を頂いたりします。説明している人がわからないと参考になりにくいと思いますので、私の諸情報記載します。曖昧な部分はあえて曖昧にしていますが、申し訳ありません。感想が入るとよくないので、事実だけ書くようにします。
・TOEICは860点、留学経験あり。数年の国内営業時代は英語使う機会なし。
・現地ではマネージャーとして勤務。
・典型的な大手日系メーカー勤務。学歴派閥、差別はない会社。
イメージとして海外駐在員になる(選ばれる)人は助っ人外国人です。他の人から見てどんな人なら助っ人外国人として欲しいか、現地に送り出せるのかを考えれば非常にわかりやすいです。
また、今回の海外駐在員とはトレーニー制度(数か月~2,3年程度)は除いて現地で戦力として管理職やある程度の権限がある人間を想定しています。
仕事が平均以上にできる
まず、仕事ができない人は海外駐在員なれません。一方でトップである必要もありません(もちろん仕事はできたほうがいいです)。最低でも平均以上を目指しましょう。あまりに出来すぎると上司が手放さないなんて事例も聞きますが、100点とれるかの心配より落第しない心配をするほうが大事です。
注意点として、平均以上にできるというのは同世代ではなく全社員です。
稀に若手で浮かれた人が「同期の中ではできる」とか言ってますが、甘すぎます。トレーニー・若手育成枠ならまだしも、現地で責任の仕事を任せる人として選ぶには物足りないです。
偉そうなこと言いましたが。私は贔屓目で見ても全体の上位2割には入っていません、、
周囲が応援したくなる
周囲の応援なくして海外駐在員になることは難しいです。仮になれたとしても大きなしこりを残します。飛び道具で海外駐在できないなら会社を辞める
と上司や決定権を持つ偉い人、人事に交渉する方法もありますが、リスクも
大きいのでその会社でのキャリアを捨てるぐらいの覚悟が必要です。
常に駐在したいと手を上げつつ、謙虚な姿勢で業務に取り組むことで応援してくれる人は増えてきます。周囲と信頼関係を構築しましょう。
真面目に仕事しているだけでは選ばれにくいので、存在感を出しておくことは必要です。面談や調査の機会があればアピールして、あなたの名前を社内
や人の記憶に残しておくことが重要です。どんなに素晴らしい製品・サービスも知らなければ買ってもらえません。
心身ともに健康である
これは現在および駐在先でも心身ともに健康であることを維持できそうな人、言い換えれば「こいつ、どこでも生きていけそうや」という人です。
助っ人外国人が体調悪くてすぐに帰国したら、心配になりますよね。
その人だけではなくて、次に来る助っ人外国人も、「この人大丈夫かな」
と懐疑的な目で見られます。VISAに代表される面倒かつコストのかかる手続きも多いので、すぐに帰国されると困るというのが会社側の感覚です。
可能であれば以下の方法をお勧めします。
・日本もしくは海外で短期間でもいいので、自分にとってストレスのかかる
環境で過ごしてみる(都会なのか、田舎なのか等は人によると思います)
・期待値を下げておく(特に海外に憧れやいいイメージばかりの人は要注意)
なによりもあなた自身のために心身ともに健康でなければなりません。残念ですが、海外駐在で体調を崩す・精神的に追い詰められる方もいます。私は直接の面識はありませんが、真面目で優秀な方が現地に馴染めず1年頑張ったが精神的におかしくなってしまい、帰国という例が最近もありました。
いきなり海外駐在に挑戦するのもいいですが、お試しで自分の許容度を確認しておくことをお勧めします。
まとめ
いずれ細かく要素ごとに記事も作成したいですが、今回は特に大事なことを記載してみました。海外駐在を目指す方の参考になると嬉しいです。
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