COVID-19時代における、HIVテストに関する大きな問題

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抗レトロウイルス療法(ART)を受けていたHIV患者の約3割は治療が奏効せず、その8割が2剤以上に耐性を示し、7割が2カ月以内の死亡率が上昇していた。

2020年8月15日、厚生労働省のエイズ動向委員会は、今年4~6月のエイズウイルス(HIV)検査件数が、前年同期の約4分の1に当たる9584件だったと発表した。検査数の著しい減少の理由として、CPVID-19拡大の影響で、一部の保健所が検査を中止した、さらに、国民の受診控えが増えた事が考えられる。
 AISDに関する相談の件数も、前年同期の約3分の1(1万1689件)に減少している。厚生労働省のエイズ動向委員会は、感染が疑われる人は積極的に検査を受けてほしいと国民に対して呼びかけている。

がん治療専門ドクター/癌ゲノム医療/新興感染症 京都@Takuma H


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