新しい心理療法ACTについて調べてみた
比較的新しい心理療法であるACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)について調べてみたので、ぼくの言葉でめっちゃ簡単に書きます。
ACTはマインドフルネスをベースにした心理療法で、自分の人生をより良くしていくために、「実際に行動すること」を重視した行動療法。
いわば マインドフルネス+積極的なアクション=ACT
って感じです
アクセプタンス=自分のなかにわいてくる思考や感情をそのまま受け入れる
コミットメント=自分がどうしたいのか? どうなりたいのか? を考えて具体的な目標を決めて、現実的に動く
これをすることで、「心理的柔軟性」を養いながら、「心の健康」を回復、維持していきます。
ACTが重視しているのは
マインドフルネスと同じく
「今、この瞬間」
「now and hear」
です。
【感想】
森田療法と一緒じゃん
と思いました。
実際そう指摘されているようです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/57/4/57_329/_pdf
違いを挙げるとするならば
ACTは理論にすぐれ、森田療法は臨床にすぐれているとのこと
日本には森田療法という立派な療法がすでに存在しているのに
ACTは世界的に広まっているようですが、アメリカ人がお得意のアピール力で、さもオリジナルであるかのように広めたんじゃないの?
なーんて思っちゃいました。
こういうネガティブな考え方も、そのまま認識することが
アクセプタンスですね。
わいてくる思考に良い、悪い もない
そうおもったから、そうなだけ
でも、それが現実に自分を幸せにしていない思考や行動があるなら
それを見つけて、具体的に自分が幸せになるような方向へと舵を切っていく
という感じですね。
行動を変えると考え方も変わってきますから。
「こいつイヤなやつだなー」って思ってるやつがいたとしても
ふいに、ちょっと距離が縮まるような会話や出来事があっただけで
その人への印象が変わったりすることありますよね?
自分の考えや思考なんて、その程度のもんだったりするんです。
今日はそんなところです。
世の中には、小難しくてややこしいものが多すぎるので
ぼくはそれをとにかくわかりやすく説明していきたいなあ