
モテキ到来うらやまP、PREPで書いてみたマンガ感想文(note毎日更新8日目)
今日もマンガ感想文を書いてみたいと思います。
(活字の本を読むのは時間がかかるので、ついついマンガ読書が多くなっている)
またもやKindle Unlimitedで見つけて、高評価だったのでいつもなら読まなそうなものを読んでみました。
題名は『社畜と少女の1800日』
この本はおそらく有名で売れているのだと思う。
今までに何度も目にしていたし
いつも人気のようだったので気になってはいたのです。
しかし、タイトルに少女とはいっている
少女はあかん
偏見で申し訳ないが、美少女とかロリ好きのオタクっぽい人が読む感じの本で、ぼくには縁のないジャンルなのかなと思って敬遠していた。
しかし今回は勇気を出して読んでみたところ、とってもおもしろくてグイグイ引き込まれて、結果寝不足になりました。
PREP練習も兼ねて、この作品について語っていきます。
『社畜と少女の1800日』はとってもおもしろい
IT関係の会社で毎日ボロ雑巾のように社畜として働く中年男性の主人公(将彦)。
毎日仕事、仕事、仕事の日々でいい年になるまで、まったく女っ気のない生活
そんな彼の一人暮らしのアパートに突如見知らぬ少女(優里)が訪ねてきて、聞けば彼女は学生時代のみんなのマドンナ的存在だった同級生の娘だという。
中学生の優里は母親が突然行方知れずになり、将彦を頼って生活していくようにという一言と住所だけが書き置きしてあった
こうしてお人好しの中年男とJCの奇妙な共同生活が突然に始まっていくのであった
と、少々強引な出だしで始まります。
現在3巻まで読み終わりました。
結論として、『社畜と少女の1800日』めちゃくちゃおもしろい!
理由は「心あたたまる共同生活」、「秀逸なシナリオ」、「たまにあるエロシーン」
ぼくの思うみどころは次のような感じです。
・将彦と優里の血のつながっていないけど、親子のような結びつきに心あったまります。
・謎だらけの母親の存在、彼女は何者なのか? 優里はふたたび母親と再開することができるのか?
・とつぜんのエロにコーフンする
具体的にこんなところがいい
【家族愛】
突然に始まった親子のような年の差ふたりの共同生活ですが、随所に心あたたまるシーンがあります。
状況としてみれば、少女は突然母親に捨てられたわけで、すごく悲しい現実です。
しかし、優里は母親をうらむことなく、勉強・早朝の新聞配達・家事などをこなし健気に明るく過ごしていきます。
健気な優里にたいして、将彦はいつしか本当の父親のように接するようになります。
一つ一つのやりとりがあたたかくてステキで、やさしく描かれています。
血のつながっていないけれども家族愛を感じさせてくれて、感動します。
【ミステリアス】
次に話の展開ですが、謎が深まる優里の母親の存在。
3巻まで読んだ時点では、どんな顔をしているのか、どうして突然出ていったのか、 謎だらけです。
作中で母親と接近しそうになる場面が何度も訪れるのですが、なかなか簡単には出会うことができません。
ぼくの予想としては娘の優里も母親のことについて、秘密にしていることがまだあるような気もしています。
おそらく作者の中ではこれからどんな展開をしていき、母親と娘と将彦がどんな再開をはたすのか、だいぶ先のほうまで構想が練られているのではないかと予想しています。
謎だらけの母親に関するミステリーがどうなるのか
まったく展開の読めないストーリーにわくわくします。
【エロが好き】
基本的には将彦と優里のほのぼの共同生活と母親のミステリーの2つを軸にして話はすすんでいくのですが、たまにあるんですよ。
えろいシーンが。
ぼくとしては、いきなりエロが入ってきたので、 え、え、 いいの いきなり そんな感じなの
予期せぬ成人エロに驚くと同時に興奮してしまいました。
話だけでもおもしろいのにエロもあるなんて
なんだろう、このお得感は!
以上のようなところが、ぼくがこの作品がすばらしいと評価する理由です。
『社畜と少女の1800日』ぜったい読んでほしい!!
まとめです。
評価としては、限りなく満点に近い作品でした。
すごくいろんな要素が入っていて、飽きさせない、読んだらもう止まらないそんな感じのマンガです。
どの話にも一切ムダのない、すばらしいデキです。
作者さんは板場広志さん
やりますねー こんなストーリーが書けるなんて
すごい才能、すばらしい作家さんです。
この作品に出会えてよかった。
タイトルの少女という言葉にとらわれて、読まず嫌いにならなくてよかった。
とってもおすすめできるマンガです!
と、強調しておいた上で
あえて一つ提案させていただくなら
ぼくのまったくの個人的な意見ですが
タイトルには 少女 が入っていなければよかったなあと思います。
少女と入れることで手にとる読者の方もたくさんいるのでしょう
しかし、逆に少女というワードを入れることで、ジャンル外の読者がこの作品にふれる機会を損失していると思います。
ぼくの試算によると、おそらく15%くらいの新規見込み読者を少女というワードによって遠ざけてしまったのかなと。
ぼく的にはそこだけが唯一惜しかった点かな
もっと読者を獲得できるのにと悔しい思いです。
最後はぼくのまことに自分勝手な意見でございます。
ご了承を。
それはさておいて
『社畜と少女の1800日』はとってもおもしろいエンターテイメントです。
ぼくのお気に入り確定です。
ぜひみなさんにも読んでほしいですね。