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読書って勉強?
2025年も早くも一ヶ月が経ちましたね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?僕はというと、ありがたくも忙しく、自社ブランドの企画開発、販売などに奔走しています。バタバタとはしますが、こういった環境を楽しめるタイプではあります(苦笑)
さて、皆さんは読書をされますか?
noteを使っていらっしゃる方は結構読んでそうなイメージです。勝手な想像ですみません。僕も本が好きで、毎日30分〜1時間ほどは読んでいます。結構ページで区切るか、章で区切って終わるのか、時間で区切るのか、など悩ましいところですが、昔からページで区切る癖がついています。周りからは否定されますが、、、
本との出会いは高校2年生でした。
それまでは本よりもジャンプなどを読んでることが多く、小説は家にはありましたが、スルーでした。そんな時に高校の非常勤講師の現代国語の先生と話していて、THE BOOMの音楽っていいよ〜と進められ、その音や詩に触れるようになり、言語や文字、文体というものに興味が自然に湧いてきたのを今でも覚えています。
少し不思議な体験でした。
そして初めて読んだ小説が、宮本輝先生の「錦繍」。
母親に本に興味があるという話をすると、さっと渡されました。それは結構ボロボロで何度も読み込んでいる感じでした。内容は、、、高校生が読むものではないなというのですが苦笑 母親も色々と思うところがあったのかなと、大人になってみて感じます。
ちなみに父親はアガサクリスティばかり勧めてきました、、、
新聞もそうかもしれませんが、小説を読んでいると普段の生活では聞こえてこないような、出会わないような表現がたくさんあり、本当に発見があります。勉強という括りではタッチできない領域な気もします。小説を読んで感じる1番のメリットは、同じ表現をするにしても、その情景が思い浮かぶ伝えかたがあるのだと感じます。なので、その表現の意味を勉強すれば、本を読むことがグッと楽しくなるんだなと気づいた時に、あっ、読書って勉強なんだ!って思えたんです。
鶏か卵か論がありますが、僕が実践したのは、勉強を好きになるには読書が先というのが勉強欲が減らないやり方でした。
耳をすませばという映画の中で、ヒロインの月島雫のセリフで「(物語を)書きたいだけじゃダメなんだ!」というのがあって、物語を書きたい気持ちだけではダメで、もっと勉強して好きな物語を書くという流れが一番書きたい欲が上がるのかなと、毎年1回は観ています(苦笑) 個人的にジブリ作品TOP3に入っています。
小説を読むと眠くなるということを聞きますが、僕のようにページで区切ると意外と読めたりします。例えば勉強が嫌いと思っていても、本を読んでみて、知らない漢字や表現を調べる、これだけでも実は勉強ですよね。
勉強欲を維持させるブーストに読書はなっているんですよね。
なんてことを書きながら、豊岡から東京に向かいます。
皆さん、良い週末をお過ごしください。