大切なのは対応力
監督の拓馬です。ディレクションや現場での向き合い方や大切な対応力について話したい。
自分のこだわりや現場を引っ張っていく力
もちろん大切でしょう。
しかし結局はみんなが幸せになれることが大前提
我を通し過ぎたり
一つの演出に執着しすぎて次に進めないのでは
論外で、誰も幸せにできません。
そのための対応力が求められます。
多くの人が見る作品を作っている以上多くの人に共感して頂けないものだからだ。
なるべく演者には気持ちよく現場に立ってもらわないと、いい作品にはなるないので、
そういう周りを牽引したりするパワーのほうが大きいかもしれない
演出や技術も大切だが、欠かせない、必要な能力とも言えるかも知れない。
対応力をつけていてもアクシデントは必ず起きるそんな時は、もう対応しない。諦める。
矛盾するようですが
ロケで雨が降ったら?
諦めるしかないでしょ。
無理なものは諦めるしかない。
監督やディレクターをしていると
イメージ出しやアイデア、企画出しだとをする。
でも、どうしても、いくら考えても出ないものは出ないので、「これないわ」とか「無理かもしれん」とか思ったら、やめてくるっと回って帰ろう。
0から1を生み出すのは集中力も必要、没頭もしなくてはならないそして、なんと言っても気持ちが大切なのだ。
限界もあるし気持ちが入らないなと思ったら、
ぱっとやめて帰る
確かに、水の出ない雑巾からこれからどれくらい水を出せるかが力の見せどろだ。
なのであれば、冒頭でも話した様に人を幸せにするアイデアなんぞ、出てくるわけがないからだ。
かと言っても「頑張る」ことは重要だ。
しかし無茶な背負い過ぎの「頑張る」
自分を出し切り、やり切る「頑張る」を
分けて考えて欲しい。
手を抜けば必ずバレる。
行けるところまで行って頑張り、ギリギリまで
企画出したり
やればやるほど、血と肉になり、引き出しが増えて次のステージ行けると日々、拓馬なりに頑張っている
拓馬
監督/Director
Professional Creative Team UNITS
代表
https://www.takuma-units.com/
Profile
柏田 眞志氏、上明戸幸隆氏に師事。
映画初代群馬県令 楫取素彦物語~生涯の至誠~(櫻井顕監督)と共に制作。
ヒューストン国際映画祭歴史部門プラチナ賞を受賞後、NTV『news every.』
同局『スッキリ!!』、連続ドラマなど多岐に渡り携わる。
その後
博報堂プロダクツでの経験を経て
フリーで活動。
独立後は各キー局や博報堂・大手レーベル会社など
報道/情報番組や連続ドラマ/NHK大河・TV-CMなど多岐にわたり活動。
2019年株式会社EGG設立とMedia Production(一流クリエーターが集まる会)
結成。
近年ではTV-CMやドラマなどを演出。Professional Creative Team UNITS を結成。