英語がまったく話せない僕が、世界最大級のボードゲームマーケットに参加するためにドイツに行ってきた話 〜エッセンシュピールへの行き方(初級編)〜
はじめましての人もそうでない人もこんにちは!
漫画大好きっ子38歳。ナンバーナインの小林です。
突然ですが皆さん旅は好きですか?
新型コロナウイルスの関係で旅がしづらい世界線になってしまいましたが、少しずつ状況も変化してきており、僕は今年の夏休み(8/12〜15)を利用して約3年ぶりに海外(タイ)に旅行してきました。
また、古くからの友人でありボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」オーナーでもある白坂翔さんからお声がけ頂いた縁もあり、10/3〜10/12まで人生初のドイツに行ってきました。
本当に久しぶりに海外旅行&海外視察を行い、改めて旅の重要性を感じたので今回のnoteを通じて旅の良さを伝えたいと思います。
合わせて、英語もドイツ語も一切話せない僕でも世界最大級のボードゲームの祭典「エッセンシュピール(Internationale Spieltage SPIEL)」に参加できたので、その内容をできるだけ簡単に記載することで、「エッセンシュピール」に今後参加する人が増えたら良いなと考えています。「エッセンシュピール」に参加するハードルを出来るだけ低くしたいと思います!行くのは簡単だよ!!
大丈夫、英語が話せなくても海外には行けます!!
1、飛行機について
ドイツで年に一回開催される世界最大級のボードゲームの祭典「エッセンシュピール(Internationale Spieltage SPIEL)」まさにボードゲーマの聖地と言っても過言ではないイベントですが、そのイベント会場はドイツでもかなりマイナーな都市(エッセン)で開催されます。
日本で例えると「川崎」です。世界中からラゾーナ川崎プラザに人が集まっているイメージです。わりとマジな例えで。
そのため「エッセンシュピール」の会場であるエッセンまで飛行機で直接行くことはできません。(大手旅行会社さんのツアーなども無いと思います。)
自分で飛行機のチケットを予約し、自分の足で会場まで向かう必要があります。しかしご安心ください!一番近い空港まで行ってしまえば、今の時代、後はどうにでもなります。
エッセンから一番近い空港は、「デュッセルドルフ(DUS)」になります。
まずはデュッセルドルフ空港に行ってください!!
デュッセルドルフ行きの飛行機のチケットが取れた時点で「エッセンシュピール」には参加できたと言っても過言ではありません。
2022年10月現在、ロシアとウクライナの関係で日本→ドイツの直行便はありません。僕らは成田空港からスイスのチューリッヒ空港を経由してドイツのデュッセルドルフ空港に行きました。
成田空港からスイスまで14時間半くらいです。そこから一時間半くらい空港で待って(トランジット)、また飛行機に乗って1時間半。成田空港までの移動や空港内での待機時間、デュッセルドルフ空港からホテルまでの移動も含めると24時間くらい丸々移動していました。
ちなみにデュッセルドルフ空港からホテルまではタクシーで移動しました。
電車でも30〜40分程度で着くのですが、空港に着いた時間が遅かったのと今回僕たちは6人で「エッセンシュピール」に参加していたため、6人乗れる大型タクシーに乗ってホテルまで移動しました。
デュッセルドルフ空港からエッセンのホテルまでのタクシー代は90ユーロくらいでした。1ユーロ140円計算で12,600円。タクシー代を6人で割ったので一人2,100円くらいです。
大型のスーツケースを持って、慣れない土地の知らない電車に夜遅く乗るのはハードルが高いです。個人的にはデュッセルドルフ空港からホテルまではタクシー移動がオススメです。
2、ホテルについて
繰り返しになりますが、「エッセンシュピール」の会場であるエッセンは地方都市です。ドイツでもマイナーな地域です。
そのため、リゾート地の様な豪華なホテルなどはありません。ビジネスホテルにみんなで泊まるくらいのイメージを持つのが丁度よいかと思います。
ちなみに僕らが泊まったホテルは「シティ ホテル エッセン (City Hotel Essen)」でした。
料金は朝食が付いて一泊1万円くらい。
「エッセンシュピール」は毎年木曜日から日曜日までの4日間開催するので、全日程参加するなら最低でも4泊はする計算になります。(実際僕たちは出展準備なども合わせてエッセンに6日間滞在しました。)
「シティ ホテル エッセン (City Hotel Essen)」はエッセン中央駅まで徒歩10分くらいですし、このホテルに泊まると宿泊期間中ドイツの電車に乗り放題(新幹線は除く)のチケットを無料でくれるのでめちゃくちゃオススメです。
ホテルの受付にいたオーナーさんっぽい人もアジア系の方で、気さくに英語で色々話してくれます。まあ僕、英語話せないんですけど。
正直、「シティ ホテル エッセン (City Hotel Essen)」より良いホテルは全然あると思いますが、この時期のホテルは「エッセンシュピール」開催の関係で非常に高く、少しグレードをあげようとするだけで一泊2万円を超えてくるので、一泊1万円前後で宿を探すのが良いかと思います。
ちなみにシャワーの水圧は弱めでした(笑)
3、ホテルから「エッセンシュピール」までの移動について
「エッセンシュピール(Internationale Spieltage SPIEL)」は「MESSE ESSEN」という会場で開催されます。そして「MESSE ESSEN」の最寄り駅は「Messe West」になります。(Messe West駅から徒歩2〜3分)
つまりエッセンから「Messe West」まで地下鉄で移動する必要があります。
初めてのドイツ旅行だと、この地下鉄移動が最大のハードルになるかと思いますが、ドイツの地下鉄は「U11」や「U17」の様に番号が振られているので、その番号の電車に乗れば大丈夫です。
僕らが宿泊した「シティ ホテル エッセン (City Hotel Essen)」からエッセン中央駅まで徒歩10分。エッセン中央駅から「U11」という電車に乗って「Messe West」まで6〜8分って所です。
ホテルからエッセン中央駅まではほぼ真っすぐかつちょっとした繁華街になっているので、迷わず安心してエッセン中央駅まで行くことができます。
地下鉄に関しても、電光掲示板にあと何分でどの列車が来るか表示されているので非常に分かりやすかったです。
1点、ドイツの電車は運転が結構荒いので、しっかり手すりに掴まっているか、席に座っていないと揺れて危ないです。
4、会場について
今回僕は「JELLY JELLY CAFE」の出展を手伝う形で参加したので、出展者チケットを貰っていました。そのため会場への入場はすごく楽でした。
普通に参加する場合は『SPIEL』の公式サイトで、電子チケットによるチケットの事前購入ができるみたいです。
当日券も買えますが、チケット売り場は普通にしっかり並んでいたので、事前にチケットを購入するのが良いと思います。
5、ご飯について
ドイツのご飯は肉(ソーセージ)、ポテト、パン、チーズ!!って感じです。勿論、本場ドイツのソーセージはすごく美味しいのですが、毎日同じメニューだとちょっと飽きてしまうので、イタリアンや中華料理、トルコ料理なども食べました。
ドイツはユーラシア大陸にある国なので、言ってしまえばイタリアンも中華もトルコ料理も同じ大陸料理と言えます。大雑把に言えばね(笑)
また、ドイツと言えばビールです。
ドイツではお水よりもビールの方が安いです。
もっとちゃんと言うと炭酸水→ビール→ガス無しのミネラルウォーターって順番で高くなります。(スーパーで買えばもっと安く買えるかもしれませんが、町中にあるキオスクではこの順番で高くなります。)
また、ドイツでは飲み物に氷を入れる習慣が無いっぽいので、コーラを頼んでも氷なしが普通ですし、ハイボール(ウイスキー・ソーダ)は基本ありません。
ドイツに言ったら黙ってビールを飲みましょう。
6、会話について
ドイツの公用語はドイツ語ですが、英語は普通に使える印象です。
とは言っても僕はドイツ語どころか英語もほとんど話せないので、基本的に相手が英語を話せるか話せないかは意味ありません。
今回久しぶりに海外に行って思ったことは、英語が話せなくても旅をするだけならなんとかなるってことです。
トイレに行きたくなったら「I want toトイレ」と言えば良いのです。
文法的に正しいか正しくないかなんて関係ありません。
伝われば良いのです!!!!
そして「トイレ(WC)」「レコメンドプリーズ(おまかせください)」の2つさえ話せれば海外で生きていけます。
ホテルのチェックインに関してもちゃんと事前に予約させしていれば、「マイネーム イズ ○○、チェックイン、OK?」でなんとかなります。
実は今回のドイツ旅行ではポケトークを持っていたのですが、途中からポケトークを起動させるのがめんどくさくなってしまい、基本的にカタコト英語とグーグル翻訳で乗り切りました。
メニューなどをグーグル翻訳で翻訳して、「ディス ワン プリーズ」で注文します。
7、金額について
飛行機のクラスやホテルのランク、食事場所によって金額感は勿論変わってきますが、あんまり贅沢をせずに「エッセンシュピール」に参加するだけであれば総額30万円前後くらいで行けると思います。
ヨーロッパ旅行はバカ高いというイメージもあるかと思いますが、意外とこのくらいの金額で行けますし、何よりも海外旅行は自分自身の視野と価値観を大きく広げてくれるのでとてもオススメです。
今の時代、英語が話せなくても、インターネットさえつながれば海外に行けます。
グーグル翻訳があればメニューは読めますし、グーグルマップで目的地を検索すればどの列車に乗れば良いかもわかります。
そしてインターネットに関しても、世界中でフリーWi-Fiが増えています。
(流石にグローバルWi-Fiや海外で使えるSIMを持たずにフリーWi-Fiだけで旅をするのはオススメしませんが・・・)
一歩踏み出す勇気があれば、どんな世界にも行ける時代なのです。
旅は人生を豊かにしてくれます。
いや、人生には旅が必要です。
楽しく働くためにも、時にはゆっくり旅をしてみては如何でしょうか?
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