子どもをほめるときに気をつけたいこと
こんにちは、たくまです。
わたしは普段子どもをほめるとき、よく「あたまいいね」という言葉を使ってほめていました。
しかし、このほめ方はあまりいいほめ方とは言えないようです。
いったいなぜでしょう?
最近読んだ本にその答えが書いてありました。
この本です。
この、『「学力」の経済学』という本を読んで、なぜ「あたまいいね」というほめ方がまずいのかがわかりました。(今ならKindle Unlimitedで読めます。)
本書によると、ただほめればよいというわけでなく、ほめ方が重要なのだそうです。
その子の能力をほめると、その子の意欲を低下させてしまう可能性があります。
あたまのよさをその子の評価軸にしてしまうと、たとえばテストの点数のような「結果」ばかりを求めるようになってしまうのだそうです。
ですから、子どもをほめるときは「あたまいいね」とほめるよりも、「今日は1時間も勉強できたんだね」や「今月は遅刻が1回もなかったね」というように、具体的に子どもが達成した内容をほめるとよいとのこと。
本人が努力した内容をほめることで、難しいことでも挑戦しようとする子どもに育っていくようです。
同じ「ほめる」でも、何をほめるかによって子どもへ与える影響が変わるのですね。
わたしがよく使っていた「あたまいいね」という言葉は、子どもの能力をほめる形になっていました。
これからは、子どもの努力に気付いてそこをほめたいなと思います。