上海で働いて感じたこと①
こんにちは。
Takumiです(^^)
2019年春から上海の美容室で仕事をして、
20以上の都市でセミナーやヘアショーなどをやらせて頂きました。(コロナの影響で今はもう日本に帰国しています。)
実際に向こうで感じたことは、
「美容師のレベルは日本と変わらない」
仕事の丁寧さやサービスに関しては
日本が圧倒的に高いですが、
最近インスタグラムでよく見かける、バレイヤージュやハイライト、韓国パーマなどなど普通に上手です。
もちろん人によると言ってしまえばそれまでです。
しかし、業界のトップを牽引してる美容師は日本も中国もほぼ同じレベルだと思います。
理由としては
①SNSで全世界と繋がれるようになった
②中国人美容師が日本やヨーロッパなどに勉強しに行っている
特にこの2つが大きな要因に思えます。
①SNSで全世界と繋がれるようになった
中国ではグーグルやインスタグラムなどのサービスが利用できないことで有名ですが、VPNなどを使えば簡単に利用できます。
VPNを使ってSNSなどを利用している人はかなり多いです。
インスタグラムやTikTokなどのSNSで
日本や欧米の上手なヘアスタイルを見れるようになったということが理由の一つとして挙げられます。
②中国人美容師が日本やヨーロッパなどに勉強しに行っている
20~30人ぐらいの団体で、
ヨーロッパや日本の有名美容師さんのセミナーやヘアショー、美容室の見学などに行っています。
そこで上手な美容師の技術・仕事を見て学んでいるということも理由のひとつとして挙げられます。
ただ、一番大きな要因は
情熱
なのかなと思います。
技術やデザインの仕事は
「一朝一夕では上手くなりません」
上手くなりたい
素敵なデザインを提供、発信したい
世界のトップに立ちたい
という想いやエネルギーが原動力で、
学び
練習
改善
この繰り返しで成長していくものです。
デザイン力や技術レベルが追いつかれてきて、
数年後には外国人美容師も日本で働けるようになります。
その時、日本人美容師が
なにを武器として
なにを強みとして
戦っていくのか。
考えて、磨いていくことが必要です。