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角川武蔵野ミュージアムの豆知識

皆さん、インスタなどで角川武蔵野ミュージアムを見たり、実際に足を運んだりされた人もいると思います。
畑に囲まれた土地に目を引く石の建物に圧倒されますよね。
そんな角川武蔵野ミュージアムがなぜ、あのデザインになったのか?なぜ、あの体験が出来るのか?について話したいと思います。


角川武蔵野ミュージアムが建った土地は、大規模な地殻変動によって形成されたフォッサマグナ(巨大な溝に関東ローム層の土が堆積したもの)なので、その大地のマグマがそのまま隆起したかのような、大地の深いところに突き刺さっているような建築にしたく設計した。

2万枚の花崗岩で覆った石の建築で、開口部が少なく、遠目には均質な外壁のテクスチャーのせいでスケール感が惑わされる。
実際には地上5階、水盤からの高さは30mの建物。

開口部の少ない建物にした事で、迷宮をさまような体験が出来る空間。
立体的な本棚が続き、天井から吊された木は、本棚が天に向かって永久に続いていくイメージ。

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