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「学生時代にやっておいた方がいいことはありますか?」に答えました

こんばんは。
倉敷美観地区を拠点に株式会社有鄰というベンチャーの代表をしている犬養といいます。

学生さんからめっちゃよく訊かれる質問。
「学生時代にやっておいた方がいいことはありますか?」

こないだも訊かれたので、僕の考えを改めて書いてみようと思います。

僕の結論は「ない」

よくある答えって、「旅行をする」とか「留学をする」とか。
最近の流行りだと「インターン」とかですかね。

でもそれらは全て、社会人になってもできるんですよね。
むしろもっと大きなスケールで。

旅行に1〜2週間、もしくはもっと長期で行くこともできるし、留学だってできます。
しばらく引きこもってゲームばっかりすることもできます。
思えば僕も、電通を辞めた直後の一年間は、だいぶゲームばかりしていました。

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もちろん場合によっては転職をしたり、休職したりしなきゃいけないかもですが、これから働き方の流動性はどんどん高くなっていくので、今までよりもさらにやりやすくなるんじゃないでしょうか。

そういう仕事以外の時間を制度の上でもフォローする会社もますます増えるでしょうし。
(そういう会社をどう見つけるかも、学生さん本人次第でもあります)

働くことへの漠然とした不安があるんですよね

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「学生のうちにやっておいた方がいいこと」、そういう質問をされる背景にある気持ちは、分かります。

やっぱり「社会人になると思うように時間が使えなくなる」「社会人になると楽しいことが少なくなる」っていう漠然としたイメージと不安があるんですよね。

でもそこに対しては「働くことが楽しくない会社ばかりではないし、楽しく働いている人もたくさんいる」と大きな声で言いたいです。

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「仕事は楽しいものではない」
自分でそう思っていたら、そういう会社しか見つけられなくなるかもしれませんよ。

そうしたイメージも、本人が思いたくて思ってるわけではなく、親、親戚、先輩などなどの姿を見てきて刷り込まれているとは思うんですけれども。

でも、そう決めつけるより、「楽しく働ける会社もある」「働くことを楽しめる職場環境もある」と思っておいてほしいです。
(もちろん楽しく働く=ラクして働ける、って意味ではないですよ)

「日本をなんとなく覆っている思い込みの雰囲気」という意味では、筋トレツイッタラーさんのテストステロンさんのこの言葉もとても同意します。

「学生のうちに友達と一緒に遊んでおく」は分かるけれど

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「学生時代にしておいた方がいいこと」のうち、友達と一緒に旅行なりして遊んでおいた方がいいのでは、っていう考えは、理解できます。

社会人になって、自分だけ時間を確保したとしても、そのときに友達が普通に働いていたら一緒に遊ぶ時間は確保できないかもしれないですもんね。

ただその点も僕は「学生時代の友人よりも社会人になってからの友人と一緒に遊んだ方が楽しくて気が合う」派であり、さらに「あれ楽しかったよな、と後から語る思い出のために一緒に遊ぶ感覚はない」派でもあるので、個人的にはあんまり共感できないんですよね。
まあ気持ちとしては分かるんですけれどもね。

なので、「学生のうちに友達と一緒に遊んでおく」という考え方についても、基本的には「社会人になってからの友達と一緒に遊んだら、それでめっちゃ楽しいけどなあ」と思ってます。

「楽しく働ける世の中」をつくりたい

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この記事で何が言いたいかというと、「楽しく働くこともできる」と多くの人が思っている世の中にしたい、そういう世の中にしようよ、ということです。

上で書いたように、特に日本ではまだまだ「働くことはつらいこと、楽しくないこと」という意識が強すぎるので。
そういう点には、けっこうやり場のない憤りを感じることも多いんですよね。

まあまずは自分の会社(株式会社有鄰)をもっとそういう会社にする、っていうところからですね!

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