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黒水晶と如意宝珠

先日、友人が遊びに来てくれたんです。

「かとちゃん(私のことです)凄いものをみつけたんだ、ちょっと見てくれ!」


見せてくれたのは、黒水晶でした。
不思議な輝きで、綺麗なもの。

何が、凄いのか?
聴いてみると、落ちてきた隕石が変化して水晶になったものだそうで。
(すいません、知識がないので、良い加減な情報です)

珍しい物だったので、持ってきて見せてくれた訳です。


それから、しばらくして、私は中世日本の事を調べていたのですが

その中で「如意宝珠」について、調べていました。
「如意宝珠」とは、宝の珠で、持っていると、何でも願いが叶いますので、このような名前がついています。
要は龍神様が持っておられる、あの珠のことです。

その正体は何なのか?
いくつか説があって、
お釈迦様の舎利(遺骨)であるとか、龍の脳中にあるとか。。。


その中に、雷が落ちたら、そこにできるようなことがあり、
それは、隕石です、という説があるわけです。


ん?
隕石が宝珠になった?
どこかで聞いた話だな?


と、思ったら、この前見せてもらった黒水晶ではないですか!

「あれか!あれが昔の人が如意宝珠として、大切にしていたものか。」


と、タイムリーな話で、驚いたわけです。

さて、いつも書いていることではありますが、
この世界は、現実には私たちの心の中に創られた世界を、見ているわけです。

世界は、心そのもの
そして、自分が幸せと感じられない時、人は自分の心が受け入れられない、この世界が受け入れられない。

だから、苦しんでいるわけです。


ところで、お釈迦様の舎利であったり、如意宝珠というのは、そうした世界を司っている法(法則・真理)のシンボルとして、考えられてきたものです。


我々が、世界をみる時、「酷い世界だ、最悪だ」とするのも自分。
「調和の取れた素晴らしい世界だ、美しいものだ」とするのも自分。


今回の、小さな出来事、黒水晶。
しかし、私の友人のように「これは、凄いものをみつけた!」と見る心。

その心が、私の見え方も変えてくれましたし
見え方が変わるというのが「何でも願いを叶えてくれる」ということかと、考えさせられた出来事でした。


自らの見え方、意識を変えて、この世界を素晴らしい世界に変えていきたいですね。


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加藤拓雅

京都の楽器店「月光堂」の3代目。

幼少期より思索と読書を好み、学生時代の蔵書五千冊。

特に神話、宗教、歴史書を愛し、龍谷大学で仏教学を専攻。

修士課程を終了後、老舗和菓子屋に就職。

29歳の時、弟が急死。

人生を見直すため、真言宗で修行。

僧侶として9年間勤める。

退山後、「日常生活に活かす仏教」をモットーに、「だるま文庫」の活動をはじめる。

京都の町家ちおん舎で「続かない人のための瞑想会」を毎月開催。

京都と東京で「瞑想・仏道講座」を開催。

同じ想いの横田氏と出会い、「エア寺院」の活動をはじめる。

それは、楽しく、わかりやすく。

しかも「誰でも、自分の心に気づいて変わっていく瞑想会」。

「実際に役立つ」を大切にしており、

仏教の実践体系、六波羅蜜の体験を行っている。

楽器店では、音と瞑想、六波羅蜜を活かした経営を実践。

リュートなど古楽器、クラシックギター、アコースティックな楽器を中心に、

地域の音楽活動の拠点となる場作りを行っている。

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「私が考えていること」

私はこういう夢を持っています。

瞑想・仏道を"実践"する人が普通になったら、もっと住みやすい社会になるだろう。

瞑想を活かす人が増えたら、

もっと仕事や家庭を良くする革新的なアイデアが出てくるだろう。

感性が豊かになるから、見た目にもお洒落で素敵な町になるだろう。

気の利いたレストランや、楽しい音楽や、美しい小説が増えるだろう。

自利利他

自分と社会の調和ができる人が増えて、暮らしやすい社会になるだろう。

良いリーダーも多く出るだろう。

かつて、日本の歴史上、様々な芸術・文化、そして美的な生活をを生み出したように、

様々な政治家や哲学者を生み出したように。

そして、そのためには、大それた社会革命を起こそうという必要も無い。

難しい理論を覚える必要もない。

例えば、

朝に掃除をして、お経を唱え、静かに座る。

今日は嘘をつかないでおこう、悪口を言わずにおこう、と心がける。

日々の仕事が社会を良くする事につながっている、菩薩行と感じて行う。

それだけで、社会が変わる。

そのために、瞑想・仏道を実践する仲間との場作りが大切だと思います。

同じ思いの方と集まれるととても嬉しいです!

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