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療養生活のすごしかた「ジャンベたむたむ体験記」
何を思ったのか週1回、たむたむと太鼓を教えてもらいながら叩いている。
西アフリカ起源のジャンベというの太鼓なのですが。
というのも、ある日、ぷらぷらと街を歩いていると路地裏に入って少しのところに張り紙があった。まじまじとみてみると、「アフリカの太鼓を叩きませんか!」というフレーズ。
「アフリカ」+「太鼓」=「おもしろそう」と安直に、おもしろさに変換してしまう自分自身。とりあえず、面白そうなことに対して1度は首をつっこんでみよう、というのが信条です。これは行かねば。
小学校ではリコーダーを適当に吹き、高専ではギターの弦に指がうまく届かず「もうええや」となったのですが、何か音楽ができる憧れはずっとある。
そういえば、漫画の横山光輝「三国志」のとりとめのないシーン、使用人が太鼓を文字通りたむたむしているシーンに妙な憧れをずっと持ってきた。
あと、音楽できる人ってリズム感があるじゃないですか。そのリズム感が音楽だけでなくて、生きていくうえでのリズム感にも直結しているような気がして。
これはジャンベをたむたむせねば。
そう僕のゴーストがささやいた。
叩き方や覚えたこと
ジャンベには、低音(Bass)、中音(Open)、高音(Slap)の基本音がある。
正直なところ数回教えてもらったくらいでは、良い音はでないし、全てのリズムが取れるわけではない。
音楽なんて真剣に学んだことがないので、何分の何拍子といわれても「ほーん、なるほど」となる。
基本的に変拍子のリズムをかなでるらしい。変拍子という言葉くらいは聞いたことがあるし変拍子の音楽は好きだ。ケルト音楽にはまっていた時期もある。
それでもいくつかの基本リズムはできるようになってきた。
たとえば「ぼん(ベース) どぅ(中音) どぅ ぱっ(高音)」というリズム、これができたら、とりあえず演奏にはいっていけるとのこと。
「ぼん(ベース) どぅ(中音) どぅ ぱっ(高音)」のリズム
これを見ながら自宅で練習していた
ジャンベには基本的に楽譜はないので、先ほどのように口頭でリズムを伝えられる。楽譜なんて読むことが苦手だったので、なんとなくわかりやすい。
でも、その音と手の動きがごちゃごちゃになりがちなので繰り返し練習することが必要だ。
おわりに
ジャンベを叩きづけると、とても親指の付け根が痛くなる。
これは、皮膚があつくなるまで仕方ないらしい。
また、ジャンベは一体感のある音楽をつくりだすことが大事なようで、リズムを合わせることが大事だ。ソロパートがあってそれぞれが個性を出す音楽よりも、協調していく音楽の方が好きだと感じた。
たまには街をあてもなく歩いてみるのも良いものである。
面白い発見があるし、楽しい居場所がみつかることもあるものだ。
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