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深海魚の町、戸田にふらっと行ってみた #2

下記の続き。

夕暮れ時に戸田にたどり着いた。
あいにくコロナ禍のため、飲食店は休業が目立つ町中。
宿のスタッフに教えてもらった居酒屋で肉料理を食べて、宿にもどった。

朝、起きると

宿泊したゲストハウスは漁港に隣接していて、海が目の前。

戸田の海はちょうど内湾になっていて、波が少なく穏やかだ。
空と海の青色が目覚めを気持ち良くさせくれる。
ただ漁港の朝は早いらしく、午前3時ごろには漁の準備ためか少し騒がしかった。

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宿のカフェスペースからの眺望

自転車で巡る戸田

宿で自転車を借りて町を散策することにした。
半日、自転車で散策するにはちょうど良い広さの街だ。

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軽くて走りやすい自転車

夏の残暑が和らいだ天気の中で海辺の街を走ると開放感が楽しめる。

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内湾の漁港

お得な博物館

戸田にある海水浴場の先をずっと行くと「戸田造船郷土資料博物館」がある。そもそもこんなところに博物館があるなんて気付きにくい。宿のスタッフから教えてもらわなければ見逃していた。

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ゲストハウスから博物館への道のり

「造船郷土資料館」と書きつつ、深海魚の展示もある。

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ひっそりとたたずむ博物館

港町の郷土資料と深海魚の展示を見ることができて、たったの200円と格安。そして見応え十分。本当におすすめ。

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博物館近くの神社から望む戸田の町

棚田を見にいく

今度は海辺から離れて山の方へ向かってみる。
戸田は周囲を山々で囲まれた、いわば陸の孤島だ。
漁港から離れるとすぐに緩やかな上り道が続き、山道へと変わっていく。

山辺には漁港と打って変わって棚田が広がっているらしい。

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等高線でみる戸田の町

ずっと緩やかな上りが続き、変速ギアがあっても自転車では一苦労。

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山から望む戸田の町

棚田にたどり着いたけれど、すでに稲刈りがされていた。
その規模は想像していたよりも小さく、稲刈りを終えた後からか感動はそこまでなかったのが実際の感想。休耕地も見受けられて、棚田の規模は徐々に小さくなっているのだろう。

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これが戸田にある棚田

深海魚が食し足りない

深海魚が有名な戸田、ということで食い意地をはりたかった。
しかし、個人店は軒並み休業中だったので十分な選択肢がなかったので残念。

結局、食べることができたのは「ユメカサゴ」という深海魚。
淡白な白身だけどとても美味だった。

もっと見た目がグロテスクな深海魚も食してみたい。
それはまたいつか。

戸田の楽しみ方をふりかえる

1泊2日の旅程で戸田に訪れた。
道に迷ったこともあり実質、戸田を見て回れたのは半日程度になると思う。
それでも町ののんびりとした雰囲気に浸ることができた。

より長い期間滞在するのも良さそうだ。
宿のスタッフによるとワーケーション目的で滞在する人もいるらしい。

目の前が漁港で釣りスポットには事欠かない。
貸し舟で内湾まで出れば、海の深度が急に深くなるぶん、良いサイズの魚が取れるんだって。

海岸から約2kmほどの距離で水深500mの深さにまで達し、最深部で水深2500mを記録する駿河湾ならではと言えそう

車があれば、足を伸ばして駿河湾の海沿いや山岳部の形式を楽しむことができるだろう。海外線沿いには「The Old Bus」という古いバスを改装したバーがある。海が目の前に広がるロケーションで営まれていて、とても気になる。

都内から戸田へ行きやすいので、また近いうちに訪問したい。
やっぱり山より海辺の街が好きだ。

おわり

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たくろーどん
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