「子どもたちを笑顔に!社会活動家・佐東亜耶さんトークイベント」が開催されました。
「子どもたちを笑顔に!社会活動家・佐東亜耶さんトークイベント」
上記イベントに参加した感想を書いていきたいと思います。結論から書いてしまうと本当に感動的なイベントでした。
佐東亜耶さんのホームページだとか、活動の記事を見たりとかして、なんとなく素晴らしい活動をされている人だなと感じていましたが、イベントに参加させていただき、やっぱり直接本人から話をオンラインとはいえ聞いていると、ほんとに慈愛の精神に溢れているというか、四角大輔さんが、天使のような人だと言っていたのを、本当に肌で感じることができました。
四角大輔さんを通して、自分の活動と重なり合うところで共鳴して、同じ会員制コミュニティのメンバーである合同会社TAEKOmagic代表の中野妙香さんと、ネイルサロンRuby代表の冨永ルミさんが亜耶さんの活動に協力されて、こういう機会が生まれ、なんだかそういうのも本当に素晴らしいなと感じました。
いろいろある社会活動の中でも、児童養護の問題というのは、新聞だとかニュースだとかでもちろん取り上げられはするけれども、でも深いところまでは知らない人は多いのではないでしょうか。僕もその1人なんだけれども、でもなかなかそこまで深入りすることはできない。それはある意味では、そこに自分も含めた人間というものの闇の部分もあって、やっぱりそこを見ないで済むのであれば見たくはない。だから、人は見てに見ぬふりをして、心のどこかでその弱い人たちが生まれてしまうような社会になっているのに、自覚があるにせよ、ないにせよ、自分たちがそれを受け入れて生きてきいる中で、そういった歪みというのが出てきてることを知ってはいる。けれども、なかなか直視することができない。これらは僕の単なる想像ではあるけれども、でも、そういった部分がありながらも、亜耶さんは、楽しく活動している、幸せでありながら活動してるところが本当に素晴らしいなと思いました。
僕は仕事の中で、いわゆる社会的弱者と言われている障がい者と関わりも多くて、そういったいろいろな制度の限界だったりとか、それこそ制度の網にすら引っかかることができなくて、セーフティーネットから外れてしまう人もたくさんいることを直接的ではないにしても、感じている部分があります。
仕事の中では、その深いところに突っ込んで仕事をしてるというわけではないので、例えるなら、窓からそれを眺めてる、また窓越しに少し声が聞こえてくる、それを感じているという感じです。なので、なかなか自分ごとにすることができず、それはそういうこともあるんだ、と聞いているだけになってしまってます。
世の中にはいろんな人がいて、そして、世の中に光があれば、闇もある。でも、その闇の部分に光を当てようとする人がいる。亜耶さんがおっしゃっていた中で、自分自身がまず幸せになる。ひとりひとりが幸せになれば、幸せな世界ができる。本当にその通りだなと思ったし、あと活動する中で、自分が学ばせてもらってると言う。僕なんかも障がいのある方と接する中で、学ばせてもらっていると感じることは多いですので、とても共感するところがありました。
少しでも人の役に立てるならと思ってやっているし、仕事だけではなく、生きる中でもそういったことも意識しながら、取り組んでいるけれども、まだまだ自分のことで精一杯になってしまい、忙しくて周りが見えなくなってしまうこともある。自分の幸せすらゆっくりと考える時間がなくて、それでいっぱいいっぱいになってしまうと、自分や世の中の不幸を、社会のせいとか、周りのせいだとか、自分の外側のせいにしてしまい目をそらせてしまう。
それなのに、亜耶さんは、その活動を自分の幸せの一部として捉えているところが本当に素晴らしいなと思いました。
ジェンダーにかかわらず、素晴らしい取り組みをされている人は多いですが、女性の視点からの取り組みっていうのは非常に大切だと改めて思いました。話の中にもあったように、世の中の女性がハッピーになれば、お母さんがハッピーになれば、みんなハッピー、世界はハッピーになる。それは理屈では説明できないこともあるけども、でもそれはきっとそうだろうなとすごく感じるところがあります。
逆に言えば、今の日本の社会ってあまりにも女性が生きにくい社会になっている。男である自分ですら生きにくさを感じているのであれば、そういうマイノリティと呼ばれる人、女性だとか弱い人たちっていうのがとても生きにくいだろうなと。そして、そういうのを見ているととても悲しい気持ちになってしまって、何とかできないかなと感じる事は多いです。
僕自身には、どうしてもこの社会課題を解決したいという具体的な目標みたいなものは今はないのだけれども、今日の話を聞いてても思ったのは、やっぱりもっと女性に活躍してほしい、もっと女性に笑顔であってほしい。もっとみんなに生きやすい世の中になってほしいというのを強く感じました。
もしかしたらそれはただジェンダーというだけではなく、女性性みたいなものが、もっともっと社会の中に自由に解放されていくことが必要で、そうなると僕にとってもより生きやすい社会になるじゃないかと感じるのです。
それがどうしてかというのはまだうまく言語化できないけれども、でも、どこかにそういう気持ちがあるのです。
なので、今日思ったのは、僕の知識だとかスキルだとか何かそういったのを活かして、もっと女性の方々をサポートする、役に立つことはできないのかなとふと思いました。
僕は、左脳的に考える、つまりは理性的に考えるとか、そういったことが得意なところがあるので、みんながみんなではないけれども、女性の中にはそういったところが苦手な人が多いと言われているし、そういう印象もあります。
自分自身も逆に、女性の感性だとか、繊細さだとか、女性にしか見えない視点とがあることも感じるし、そういうところはすごいなと感心します。そういうものがもっともっと社会に反映されれば、みんなが生きやすくなるのではないかと感じるのです。
僕自身が何か特別な能力があるわけではないけれども、もともとディレクター、コーディネーターみたいな形で、前はバリバリのプログラマーとバリバリのデザイナーだとか、そういう人たちと間に入って、それぞれの言葉をうまく翻訳して、伝わりやすいように伝えていくだとか、お互いに理解できるように通訳していくっていうのは昔からずっとやっていました。
そういう点では、男性社会と女性社会をつなぐとか、橋渡しだとか、そういったことで、もしかしたら役に立てるのではないだろうか。まだまだ男性社会が強い中で、どうそこに女性性を取り入れていくかというところをサポートしていく、橋渡ししていくというイメージです。
別に起業だとか、マネタイズが得意だとか、そういうわけではないけれども、何かを始めようとしている女性のサポートをするというのは、何か役に立てることがあるのではないだろうか。AIが発達してきて、左脳的な処理はAIが非常に得意とするところであり、そういった理性的な思考が苦手な人たちとAIと間に入ってつないでいくとか、そういったことも今後必要とされるのではないでしょうか。
そういうことであれば、僕自身も楽しいし、彼女たちが笑顔になってくれれば、僕自身もより笑顔でいることができそうな気がするのです。
思いつきなので、具体的にどういうことをしていったらいいのか、というのはわからないけれども、なんかそういった部分で役に立っていく。それこそ、論理的に考えることが苦手な人の考え方を整理するとか、決まったフォーマットに整理するのが苦手な人とかのサポートをするとか、そういうことはできるのではないかと。
あとは、特に僕の場合は0から1が得意で、1から100は得意ではないので、何かを始める、立ち上げる部分、何かのしかけをつくるところを中心に行っていく。まず初めの段階で転んでしまう人が多いから、そこで何か役立てるということがあるのであれば、そういうことをしていく、ということはできることではないかと思いました。
今回のイベントに参加し、感動して、触発されて、僕の考えたことまでつらつらと書いてしまいましたが、亜耶さんのように素晴らしい活動を、楽しく、ハッピーにやっていく、というのは本当に大切なことで、自分の得意なことを活かして、社会に参加して、社会課題を解決していくということは、とても面白いのではないかと思いました。
素敵なイベント本当にありがとうございました。
4月15日までアーカイブ配信もあるということですので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
※メイン画像は本人たちが撮影OKでぜひ活用してくださいということで撮影させていただいたものとなります。