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Airbnbでオンライン瞑想を体験したので感じたことを書いてみる

在宅勤務をはじめてそろそろ2ヶ月が経とうとしています。
僕がいま働いている会社はアメリカに本社があるため、GMOはじめ超速で意思決定した企業ほどのスピード感ではないですが、比較的はやめのタイミングからオフィス閉鎖・完全在宅勤務になっています。

海外では「コロナ後の世界で当たり前とされること」を"New normal"と呼び、日本でも「アフターコロナ」「ウィズコロナ」という言葉を聞かない日はない。大きな災厄の渦中にいるものの、産業や世界のあり方が根本的に変わり、コロナ以前の世界には戻らない前提でモノゴトを考えよう。というフェーズに入ってきていることを日々感じています。

New normal(アフターコロナという言葉があんまりすきじゃないので笑)で当たり前になるもの・ことも、いまこの瞬間は黎明期。
まだ荒削りなこともあるかもしれないけれど、積極的に新しいことも体験していこうと思い立ったタイミングで見つけたのがAirbnbのオンライン体験でした。

「お坊さんとオンライン瞑想」という字面に惹かれて

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Airbnbを開くと、TOPにオンライン体験の紹介が出てきます。
オンラインコンサートや料理教室、タンゴ教室や牧場の動物に会うコースなど、世界各国から様々な体験がありました。

お寺に行って座禅を組んだり、海外でヴィパッサナー瞑想に挑戦しようとしたり(体調を崩したり、先生の都合が合わなくて結局受けられなかった)、最近は朝のルーティーンに10分間の瞑想を取り入れていたことと、「オンライン瞑想」という字面に惹かれて、即座に翌日の体験を予約しました。

オンライン瞑想で何をしたか

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講師の方はFreelance Monk = フリーランスのお坊さんの鈴木さん。
コロナ以前は外国人向けに早朝ヨガ・森林ヨガ・キャンドルヨガなどをやっていたのですが、コロナをきっかけにオンラインでの瞑想体験の提供をはじめたとのことでした。

最初の30分はコースの説明や、なぜ座禅を組むか、なぜマントラを唱えるかなどの説明。次の20分はマントラの詠唱、10分間呼気に集中しての瞑想を行い、最後の5分で体験の感想を共有しあいました。

僕が参加した回はマイアミ・ロンドン・ミラノ・ロシア・ハワイ・ドバイ・日本など様々な国から参加している人がいました。

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日々の瞑想と比べて、マントラ詠唱をすることである種のトランス状態?に入ってから瞑想することで、より深く呼吸ができました。
詠唱や呼吸のリズムは人それぞれなので、自分のペースでやりたい。というフィードバックもありました。

体験としての目新しさと、リアルとオンラインの差分

人数を絞ること、オンラインでできる範囲に留めること、インタラクティブな内容にすること、鈴を鳴らすことなど、オンラインで体験してよかったと思ってもらえるように工夫されているんだろうなと感じるシーンが多々あり、体験として、取り組みとしてすごく面白いと思いました。

ただ、今回は自宅から参加したので、場の持つ雰囲気や周囲の人の息遣い、周囲の雑音など、リアルの場でしか感じられないことが恋しくなってしまし、オンラインだと少し物足りない気分になりました。

オンライン飲みもそうであるように、オンライン体験も「目新しさ」から挑戦している人が多いのが現状なので、リアルとの差分をテクノロジーやコンテンツでどう埋めていくかは、体験を提供する際に考え続けなければならないポイントだと感じています。

体験しなければ気付けないことがある

時間は有限なので、「興味がないことは体験しない」というのも1つの選択肢ですが、"New normal"の波に乗るためには、自分で体験しておかなければ気づけない感覚や価値観があるはず。

コロナをきっかけにInstagramやtiktokに登録する人が増えた。写真や動画、絵、音楽などのクリエイティブな活動を行った/行いたい人が増えている。という調査結果を目にしましたが、何事もやってみないとわからないことがあるよな。ということを実感したので、気になる体験がある人はぜひ参加してみてください。(日本語での体験も増えるといいですね)

最後に、noteの投稿も「やってみようと思ってやれていなかったこと」の1つだったりします。

また何か感じることや体験して伝えたいと思うことがあれば書いてみたいと思います。

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