28.稼ぐデザイナーと高スキルのデザイナー
ライター兼Webデザイナーをしている「たく」です!
今日はライター領域ではなく、Webデザインについてお話しします。
僕はもともと、ライター領域から派生してWebデザイン領域にたどり着いたタイプのデザイナーです。
つまりぼくは、本物のWebデザイナーさんたちのようなハイスペックスキルなどは身につけていません。しかし、個人事業主のWebデザイナーさんたちと同じくらいの売上を毎月計上しています。
それはなぜか?
今日は、「"稼いでいるデザイナーさん"と"高いスキルのデザイナーさん"」というテーマでお話しします。
ただ、稼いでいるデザイナーさんが悪くて、高いスキルを持っているデザイナーさんがいい。とか比較する話ではありません。あくまでも、こんなデザイナーさんや、こんなデザイナーさんがいるんです!という体でお話しします^^
◆1.稼げるデザイナーの特徴◆
僕が思う、稼ぐデザイナーさんに共通するもっとも高い能力は「マネジメント能力」だと感じてます。
デザイナーと一口に言っても、さまざまな業界に別れます。
・インテリアデザイナー
・ファッションデザイナー
・グラフィックデザイナー
・建築デザイナー
・カーデザイナー
・Webデザイナー
・プロダクトデザイナー
etc
そして、単純に「デザイナーに必要なスキル」には以下の5つの要素があると思っています。
①.基本的なデザインスキル
②.コミュニケーション能力
③.新規顧客獲得・継続案件につなげる「営業力」
⑤.SNSなどの発信力
⑤.提案力
①デザインスキル・②コミュ力・③営業力・④発信力・⑤提案力に優れていれば、間違いなく稼げるようになります。
そのうえで上記スキルを身につけても、案件単価が上がっても、マンパワーには限度があります。
それ以上に稼いでいくためには、やはりチーム化させる必要があるんです。だから、デザイン業をスケール化させるためにも、稼ぐデザイナーの特徴として「マネジメント力」が高いと説明しました。
◆2.スキルの高いデザイナーの特徴◆
「スキルの高いデザイナーさん = スキルの高さが収入に比例する」と考えている人が多いです。
そしてこれは、まったくその通りです!
高いスキルを持っていれば当然、外部からヘットハンティングされる可能性が高まります。そして、より待遇の良い環境でデザイン業務に携わるチャンスも訪れるでしょう。
また、多くの人がデザイン専門学校や美大、社会人になってからデザインスクールに通ってデザイナーデビューします。そのため、「デザインスキル高くないとデザイナーになれないから、デザインスキル磨くの当たり前思考」の人が多いです。(これもごもっとも。たり前な話です。)
基本的に、「デザインスキルのないデザイナーなんて存在しない」と思っています。以上のように、スキルの高いデザイナーさんは、より多くの知識や技術の習得にウェイトを置くことが多いように感じます。
(そしてこの考えは、当たり前に超重要な考え。)
◆3.稼ぐデザイナーと高スキルなデザイナーの違い◆
「稼ぐデザイナー = ビジネス思考 」
「高スキルなデザイナー = 制作物のクオリティを重視」
しかし、実際にはスキルが高くなくても生活に困らないレベルの収入を得ているデザイナーさんはごまんといます。
そして、ぼくもその1人です。
でも、ここで大切なのは、稼ぐデザイナーと高スキルデザイナーは、どちらがいいのか?ということではありません。
大切なのは、自分はどちらのデザイナーを目指すのか?ということ。
スキルが高くないのに稼いでいるデザイナーの仕組みとしては、「外注化している」ことが挙げられます。
◆4.稼ぐデザイナーと高スキルデザイナー:まとめ◆
当然、ただ外注するにしても、基本的なデザインスキルがないと「クオリティ担保」できません。結果、クライアントに1案件でサヨナラされることが多くなります。
そうならないためにも、やはりデザインスキルが高いに越したことはないのです。もしも、デザイン業務で苦労している人は、「外注化!」を意識してみてください!
今日は簡単に、「"稼いでいるデザイナーさん"と"高いスキルのデザイナーさん"の違い」というテーマで、簡単なさわりの部分をお話ししました!
次回は、機会があったらそれぞれのメリット・デメリットについても解説したいと思います^^
◆今日の言霊◆ 〜 フィリップ・スタルク 〜
では本日も恒例の、過去~現在の偉人たちが残した珠玉の名言(僕が好きな言葉)を添えます!
後世に語り継がれる言葉(名言)には、今もなお聞き手の魂を熱くする、発言者の魂の一部を宿した数々の「名言」と呼ばれる言葉たちが存在します!
そんな名言の中からその日のテーマに合った名言をご紹介!
今日は、フランスのデザイナー。
建築・インテリア家具・食器・出版物など、さまざまなデザインを手掛ける、現代デザイン業界の神様と称される「フィリップ・スタルク」の名言です。