見出し画像

現在価値を見極める

 どうも、takuhoです。
だんだんと涼しくなってきて、9月末にしてようやく秋が来たなと言う感じですかね。日中は暑いですが、朝晩は寒いので、体調管理が難しいかと思いますが、お身体にはお気をつけください。

さて今日は、「価値」について新しい発見があったので、少し共有していこうかと思います。

おさらい

 以前『価値は居場所で決まる』と言う記事を書いたと思います。ここで僕は価値とはものと環境の掛け算によって決まるものであると言う話をしました。

 例えば、宮崎駿先生はアニメや映画制作といった環境下であるからこそ、あれだけの人間的価値があるのであって、それがバレーボール選手という環境下に変わった瞬間にその価値は無くなってしまう。
つまり、その人の能力だけでなく、その能力を発揮する環境によって価値は変動してしまうということです。

 前回までは、このように「能力」と「環境」という掛け算で話をしていました。
今回はここにさらに「時間」という軸を足して考えてみようと思います。

時間が経つにつれて価値は無くなるのか?

 基本的に物の価値は時が経つにつれて減っていくと考えられています。
例えば現在、iPhone16が販売されて話題になっていますが、今から日常使用でiPhone5を使おうと思う人はいないと思います。また。同じ家賃・同じ部屋の間取り・同じ内装の場合、築40年と築3年では圧倒的に築3年の方が家賃が高くなります。

 では、ここから見方を変えてみましょう。
iPhone5を"日常使用という価値基準"で見るのではなく、"コレクションという価値基準"で見ることにします。そうすると、もう製造されておらず多くの人が手放しているであろうiPhone5は希少価値があると思いませんか?
また、築100年の物件を"住むという価値基準"ではなく、"歴史的建造物という価値基準"で見てみるとどうでしょうか?戦争を乗り越えて残っている物件という肩書きはなかなかの価値を見出すのではないでしょうか?

そう、ここから僕が考え出したのは

価値とは、時間と共に減るものではなく変化するものである

ということです。

元々100あった価値が90、80、、、とどんどん減っていってしまうのではなく、同じ100ではあるんだけど、A100からB100に変わりました。みたいなイメージになっていくのではないでしょうか?
だから、同じiPhone5でも見る角度によっては価値がないようにも価値がめちゃめちゃあるようにも見えるわけです。

現在価値を見極める

 これは人間にも同じことが言えると僕は思っています。
人も表面的な価値は変化します。例えば、23歳の女性が求められるのはフレッシュさとか愛嬌とか若さとかそういった部分になると思います。しかし、年齢を重ねるごとに、若さとかフレッシュさみたいな部分は自ずと減ってしまう。これは仕方のないことです。でも、だからと言って女性そのものの価値が下がったわけではありません。その分時間をかけて得た経験値や知識は色気となってその人の周りを纏ってくれます。つまり、若さという価値が色気という価値に変化しただけで、女性そのものの価値は変化していないことになります。

ここで大切なのは、この変化を認識し、理解することです。残念ながらこの変化は時のものによるため、防ぐことが困難な場合が多いです。そのため、この変化を理解せず、自分の価値を存分に発揮することのできない環境に身を投じ続けては、自分の価値を見失ってしまいます

奢る奢られる論争なんてそれの最たる例だと僕は思っています。

みんな価値ある人間です。しかし、その価値は時間と共に変化します。それに伴い、あなたの価値が最大限発揮できる環境も時間と共に変化します。だからこそ、今現在の自分の価値「現在価値」は何なのかをしっかり理解し、その価値が最大限発揮できる環境を見つけていくことが大切だと僕は考えています。

最後に

 いかがだったでしょうか、「現在価値」。
価値ある人なのに、なぜか自分に価値を見出せていない。そんな人を最近はよく見かけます。その理由の1つに、自分の価値に時間という軸を掛け合わせて考えることができていないというのがあると僕は思っています。

自分の現在価値を常に補足していたいですね。

それではまた。

takuho


いいなと思ったら応援しよう!