見出し画像

効率化ってそんなに大事?

 どうもtakuhoです。
もう7月も終わりますね笑
なんかこの間もう6月が終わります!どうしましょう!みたいなことを書いたなと思うと時が経つのは早いですね笑

 さて今日は「効率化」について書いてみようと思います。

最近のトレンド効率化

 最近は効率重視の人がとても多くなってきましたね。コスパタイパといった言葉が飛び交うようになり、「飲み会で仲を深めるなんて古い、効率よくない!」なんて感じの人が増えてきたようです。
また、ワークライフバランスを重視したり、「副業をして効率よくお金を稼ぐことは必須です!」なんて記事もよく見るようになりました。
 そして、タイパを重視した結果、横文字を使う人も増えてきたように思えます。アジェンダコミットアサインコンセンサスKPIなんかの言葉を使う人たちが結構出てきた印象です。笑

では、若者がそこまで重視する"効率"って本当に大切なんでしょうか?

効率化しようと思ったら。。。

 そもそも皆さんの言っている効率化とはどういうことなのか。
効率化とは、

大量にあるタスクの無駄な部分を排除することにより、
コストの削減や時間短縮などのメリットを得る行為

のことです。

そう、あくまで無駄な部分を排除するものです。
ここが少し今のZ世代とずれている部分になると僕は思っています。この
"無駄"とは"総合的にみて無駄"でなければいけません。

例えば、普通にこなすと60分かかるタスクAがあるとします。
このタスクの無駄を排除するために10分の時間をかけたら55分でできるようになりました。この場合、5分の短縮のために10分の効率作業を行ったことになります。
つまり、効率化をする前の方が効率的だったということになります。

タスクAを効率化しようとした場合

このように、目の前にある"無駄""総合的に見て本当に無駄なのか"という視点を持ち合わせていない人が効率化を行おうとするとむしろ非効率になることがあります。

では、目の前の無駄が総合的に無駄であるかどうかを見極めるためには何が必要か、それは"バックエンドの知識"です。

効率化のバックエンド

 効率化を行う際には、「なぜ、今無駄だと思うこの作業が行われることになったのか、その理由は一体何なのか、それが採択された経緯は何なのか、時代背景なのか、技術力なのか、精神的なものなのか」という現在無駄だと思う作業のバックエンド
そして、「効率化に必要な導入コストはどれぐらいか、作業短縮時間はどのぐらいか、社員に浸透するまでにどの程度かかるか、上層部はこのシステムを理解できるか、この効率化を行うことでどんなリスクがあるか」といった効率化を行うために必要な作業のバックエンド
この双方がしっかりと理解できていなければいけません

 この双方のバックエンドを理解し、リスクと効果を考えた上でパフォーマンスが向上するかどうかを総合的に判断する必要があります。

この世には、本当の無駄や理不尽も存在します。が、一方で自分が無知であるが故に無駄だと勘違いしてしまっていることもあるのが現状です。

 何かを疑ったり、何かを否定したいと思った時には、そのバックエンドでは何が起こっており、どんな人がどんな思い出その行動を取っているかを理解する必要があります。
 その作業を怠って、自分の視点のみで相手を批判したり、無駄だと決めつけたり、効率化をしようとしたりするのは、自分の主張をする行為ではなく、自分のわがままを通そうとする赤ちゃん行為になってしまうと僕は思っています。

最後に

 いかがだったでしょうか、「効率化」。
最近、よくいろんな場面で聞くようになり、効率化と称してサボりを働こうとする人が増えてきたなという印象だったので、書いてみました。

バックエンドの確認をしない効率化はサボりと同義だし、バックエンドを確認しない批判はただの悪口と同義であると僕は思っています。

僕ももう23歳の代です。子供じみたことはしないようにしたいと思います。

それではまた。

takuho


いいなと思ったら応援しよう!