ハラスメント・ハラスメント
どうもtakuhoです。
お盆の季節になりましたね。今年のお盆はみなさんどこで誰と過ごしますか?僕は先日祖父母の家に行きしっかり、夏の農作業を終わらせてきたので、お盆はしっかりとやることをやります笑
厳しい暑さが続きますが、体調だけは気をつけていきましょう!
さて今日は、「ハラスメント」について書いてみようと思います。
現代社会
現代社会において問題視されているのが、コンプライアンス系の問題だと思っています。パワハラやセクハラなどのハラスメント系や働き方改革といった労働環境系、発言をする際に気をつけなければいけないことはどは、30年前と比べてだいぶ多くなりました。
そんな中で、部下に対する上司の対応も変わってきました。コンプライアンスに気を使い、仕事に熱を入れることを勧めればパワハラと言われ、頑張れと声をかけただけで、重荷を背負わせているということになる。そして、それのどこがいけないのかと問えば、「これだから昭和世代は」と言われる始末です。そのため、上司は部下に対して、コンプライアンスに引っかからないようになるべく叱らず、なるべく期待しない、ということに気をつけています。
では、この光景は本当に正しいのでしょうか?
現代社会の問題点
前提として会社は学校や教育機関ではありません。労働賃金が発生し、利益のために社員に働いてもらい、その分の給料を支払う、ただの労働者契約を結んでいるだけの組織です。そのため、メンタルケアやモチベーションの担保などは本来、会社の仕事ではなく個人で消化するべき問題です。労働に関すること以外(例えば、個人的なやり取りの強制や人格の否定、人権侵害など)でハラスメントを受けた場合はしっかりと主張するべきですが、そうでない場合のメンタルケアは自分で解決するべき課題ということになります。
しかし、現代人はそれを自分で行うことがあまりにも難しいため、その原因を外に求めることで、自分が悪いわけではないと思い込みたい傾向が強いようです。
例えば「頑張れと言われてプレッシャーに感じた、これはパワハラである。」という主張は、自分が頑張れないことに対して、自分に原因を求めるのが怖いから、頑張れといってくれた上司に矛先を向けることで、自分を安心させようとしています。
また、「『仕事ができていない!これだから最近の若者は』と言われた。これは世代間差別だ!」という主張は、最近の若者である自分が仕事ができていないという事実から目を逸らしたいがために、世代間で括ったことにつっかかるしかないために出てくる主張です。
このようにして、原因を外に求めようとする傾向が、若者世代にはとても多いように感じます。
もちろん、人生は仕事が全てではないですし、働きやすい環境というのは大切です。しかし、何でもかんでもハラスメントにし、相手を攻撃するのは違うと僕は思います。
暴力や暴言、人格否定やセクハラは決して許されてはいけません。しかし、だからと言って何でもかんでもハラスメントにすることも僕は悪だと思っています。
最後に
いかがだったでしょうか、「合理的配慮」。
最近はハラスメントを振りかざすことで、頑張ることを拒否している気がしてなりません。昭和世代は考えが古いかもしれないですが、日本の経済成長を支える努力をし、それを成功させたのは事実です。その部分を棚に上げて昭和世代の人たちを揶揄しているようでは、いつまで経っても日本の景気は良くならないんじゃないかなと勝手に思っています。
会社側は社員を、社員側は会社をもっと大切に思えるようになってほしいですね。
それではまた。
takuho