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これぞオアシス!大阪駅の憩いの空間

今日は妻とJR大阪駅に行った。
一応、目的は映画館に行ってみることだった。
今日は結局見なかったけれど。
どうやらルクア大阪というショッピングモールの中にあるということで、我々はノースゲートを抜けた。
(なぜ北口と呼ばずノースゲートと呼ぶのか。おしゃれ感?)
エレベーターで一気に11Fに行くぞ!と思ったら、連絡通路のエスカレータを使った方が速いと書いてある。
垂直に上るよりも斜めに上ったほうが速いだと…と思ったが、心斎橋のエレベータ行列事件をすでに見ていた私は、即座に了解した。
そこでエスカレータを使ったが、何と階層飛ばしで上っていくではないか。7階から10階までは何と2層飛ばしで上った。
酸素が薄くなってきたと呟くと、それはないと冷静にツッコミを入れられた。
確かもう1階層上がって11階につくと、中国戦国時代のそうそうたる将軍たちが並んで我々を迎えてくださった。
でも今日これ目的じゃないんだよなと思って、結局何も見ることなく、映画館の場所だけ確認して後にした。

カタカナのファミマ!!があった。気合い入ってた。
お昼だったので、一度は10Fに降りて二人で何食べようか考えていたが、どの店も行列ばかりで辞めた。
なのでカタカナのファミマ!!でおにぎりとパン買って天空広場で食べた。
これなら何も大阪駅でなくても良いのでは、と自問自答したが、自分たちが今とても空間的に高い所でお昼ご飯食べてるんだよなと思うと、あの学生時代どうしても立ち入ることのできなかった屋上でご飯食べてる気持ちになって何か全てがどうでも良くなった。

今度はルクア大阪の中をエスカレータで1階層ずつ降りて行った。
上がってくる時にちらっと見えた無印良品と3COINSに入るためだ。
しかしどこまで降りても、見つからない。
蔦屋書店環状線に迷い込み、しばらくぐるぐる回ってから降りた。
なぜか『Meets Regional』を購入していた。
連絡通路に出てきて納得。ルクア大阪は2棟に分かれていて、11Fでは繋がっているように見えたが、一方から降りるともう一方の棟には当然行けないというだけの話だった。

この頃には我々は疲弊し、ほんの一角(北)だけなのに広すぎぃ!となっていた。
そんな時に目に入ったのが連絡通路5Fに突如現れた「時空(とき)の広場」である。
あたりには草原(人工芝)が広がり、多くの人々が寝そべったりご飯を食べたりおしゃべりしたり、思い思いの時間を過ごしているではないか。
これは、コンクリートの砂漠に現れたオアシス…。
我々もしばし休息することにした。

さて、私には試してみたかったことがあった。
それはマクドナルドのモバイル注文である。
「このモバイル注文を使えば、遠くにいたってあらかじめ注文できて、取りに行っている間には出来上がってるって寸法さ!」
ドヤ顔で妻に言い放ち、まだ試したこともないモバイル注文を恐る恐るしてみた。
二つの店舗が候補として上がってきて、一方はルクア大阪の地下1F、もう一方は桜橋口前である。
5FからB1は遠すぎるわと思って、階層の載っていない桜橋口を目指した。この判断が間違いだった。
桜橋口もB1だったし、降りるエスカレータって思い通りには無いのね。
3Fに降り、なぜかノースゲートからサウスゲートまで行ってしまい、このまま降りると退場するよねとなって、そのあたりで1Fに降りて中央に行って西に向かう。
エキマルシェの中にあるっぽいぞとマップを見ながらぐるぐるして、結局エキマルシェから退場して、やっとマクドナルドの表示が見えたので階段を降りて、B1に到着。
この時間は何だったのかしらと思いながら、とうに出来上がっている商品を持って帰った。熱いもの頼んでなくてよかった。
西口はウエストゲートと呼ばないのかしら?

というわけで、梅田もダンジョンだろうが、大阪駅もダンジョンだなと思いながら「時空の広場」に戻った。
老若男女問わず憩う姿がそこにあり、冒険者ギルドもしくは街の酒場に帰ってきたような安心感に包まれたのであった。

帰る前にノースゲートのさらに北にある、グランフロント大阪店にも寄った。
妻の行ってみたかった手芸店がそこにあるということだった。
同じ階層にどでかい紀伊国屋書店もあり、妻が手芸店に行っている間に、結局そこで一番買い物してしまった。
『関西山あるき&ハイキング日帰りベストコース』、『大阪の街中華』、『大阪の教科書』の3冊を買った。大阪への関心は膨らむばかりである…。

今日の成果は、ノースゲートのマッピングがだいぶ進んだことであろう。
サウスゲート、西口、東口もいずれ制覇し、梅田駅に挑戦したいものである…。

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