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『橋本物語の追記』



僕はよく、実は人違いをされることが多々あるのだ。

これは今から5年程前の話。
僕が23才くらいの時、夕方頃、僕の携帯が鳴った。
画面を見ると
『母親』
仕事中だったが、中々母親からの電話は珍しく何事!?と思い仕事の手を止めて出た

いきなり、、、

母:『あんたいいかげんにしなよ!!いつまでそんなことやってんの!!いい年して!!』

え、めちゃくちゃ怒ってる。
何事!?と思ったが段々腹が立ってきた僕は

俺氏:『今、忙しいんだよ!いきなりなんだよ!?』

現場仕事だった為工事の音がうるさく、重機のいかつい音もしている。

母:『やっぱり、あきれるわぁぁ!!』

ガチャ

と。

なんだよそれ、もう、全然訳わからず。
しかも、やっぱりてどうゆうことやねん。と

?????状態だった

その日普通に家に帰ると

母親は爆笑しながら僕に話してきた
第一声が

母:『もうね、あんたそっくりだったよ!!(爆笑)』

話を聞くと

どうやら母親が仕事帰りに車で帰ってる所、1台の原付バイクが隣に来て、そのまま信号無視をして走って行ったそうだ、そのバイクはなんと2ケツ(2人乗り)
原付なので当たり前に違反、後ろのやつはヘルメットも被っていなかったそう。
その後ろの奴が僕にそっくりだったと話す。

それを見て、怒りがこみ上げ僕に電話、
重機の音がバイクの音に聞こえ確信犯だと思ったらしい、
そして、追跡。
一度は見逃したもののたまたま入ったガソリンスタンドで発見。
怒鳴りこんでやろうと半径1メートルくらいまで近づいた所で
(拓じゃない…)と気づいたらしい。

いや、実の親!!!!

気づけ!!!!

俺しかももう23才!!

今、思えば

きっとそいつは

『橋本』なんじゃないかなって

皆さん、この世に似てる人は3人いるといいます。

僕みたいなやつを見つけた時、
安易に声をかけないでください

きっとそれは

『橋本』

かもよ

てーれれれーーれー(ほん怖のBGM)

※写真はオネェみたくなった僕

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