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営業のプロが集まる新規プロジェクトで死ぬほど言われた「逆算思考」について簡単にまとめる

逆算思考とは?

まず最初に、逆算思考の定義を説明します。
逆算思考とは「目標の達成に向けて、目標側から順番(現在地から見たら逆順)に必要なプロセスを洗いざらい出していく」という考え方のことです。
簡単に言うと、○×△+□=☆という式があったら「☆ → □ → ○、△」の順番に考えましょう、ということです。

これをまとめようと思った理由は、
仕事をする上でこの能力は必須だなと改めて感じているからです。

じゃあ「逆算思考」って何すればいいの?

早速、本題に入っていきます。
この「逆算思考」ですが、具体的には何をするべきかというと、
ざっと下に書いてある通りです。
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①目指すゴール(目標)を明確にする
 ・誰が見てもわかるような数字、言葉を使って
 ・ここで一度、チーム、上長と認識を合わせます。
②その達成のために必要なプロセス(事項)を書き出す
 ・達成までのプロセスが分からない場合は
  すぐに、上長やメンバーなど
  「一度達成したことがある人、それに準ずる人」に聞く
③その各プロセスを自分の能力で出来るか出来ないかを判断し、
 自分で出来ない場合は、誰にお願いするかを決める
④各プロセスに優先順位をつける
⑤各プロセスを遂行するために十分な所要時間を見積もる
(この所要時間予想は大体外れる、と僕は思っているので、
 十分な時間を取ってください)
 ・実行前にも一度、チーム、上長と認識を合わせます。
▶︎ 優先順位順に実行

※この思考は、いろんな場面で使えます。
依頼された業務一つとっても、 一大プロジェクトにとっても。
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この思考を持つ必要がある理由はたくさんありますが、
主には「無駄な時間を無くす」ためだと思っています。まさに戦略、です。

例えば…

とは言っても、イメージが湧かない…って場合があるので、
逆算思考を次の例で簡単にやってみます。

例)複数人で山に登る場合
①ゴール:今から3日後の朝5時の朝日を、富士山の山頂で見る
②プロセス:そのためにはまず、
 「1時間前に着いておきたいが、夜に移動するのは危険なため、
  前の晩に登頂しておく必要がある」
 「登頂までは2日かかる」
 「6合目まではロープウェイで行くか、自分たちの足で登るか」…など
③依頼、委託先を決める
 ・登頂に必要な道具は、自分達で調べて準備する。
 ・家から富士山までの移動は、友人Aにお願いする…など
④優先順位をつける
 ・日程を確定させることが先決のため、
  まずは、ロープウェイに乗るためのチケットを用意する。
 ・次に、富士山まで送ってもらう友人の予定を確保してもらうため、
  友人に予定を確認する…など
⑤所要時間を見積もる
 ・道具を用意するには、長くて2週間はかかりそう。
 ・全てを十分に準備するには、少なくとも1ヶ月はかかりそう。

※実行前に「これで大丈夫だよね?」と①〜⑤の認識を再度合わせる。
▶︎優先順位順に実行


本日のまとめ


今までの話をまとめると、会社や仕事において「無駄な時間なく」業務を進めていくために、「逆算思考」は役に立つよ、という話でした。
これが出来るようになるメリットを最後にお伝えすると、
毎日悩まなくなります。
理由としては、やることが明確、一択だからです。
予定通りの場合は、そのまま遂行するだけ。
予定外の場合がほとんどですが、その場合は、予定通りに進められるようにどこかを調整するだけ。
なので、次のアクションも洗練されて、複数の選択肢の中で悩む、と言ったことがなくなります。
(あとは、出来るだけ前倒して予定を進めていければ基本大丈夫です。)