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Takramは、世界を舞台に活躍するデザイン・イノベーション・ファームです。
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いまデザインはインクルーシブになることが求められている ──「Ardagh Young Creatives」という取り組み
ウェブサイトやプロダクト、建築物からシステムまで、デザイナーは世の中のあらゆる分野に関わる職業です。しかし、その幅広さゆえに、デザインという仕事の実態が外からは見えづらいこともあります。 そんな漠然としたイメージをより具体的なものに変え、若者のキャリア形成の糧としてもらうためのプログラムが、ロンドンのデザイン・ミュージアムが主催する「Ardagh Young Creatives」です。参加資格があるのはデザイン分野に興味をもつ14~16歳ですが、特に「過小評価された(und
格好よさだけでなく、プロダクトに関わる人の生活までもデザインしたい ── 「もの」と「こと」の振り子を振るUI/UXデザイナー山田水香
「もの」から「こと」のデザインへ ── PasmoはTakramでUI/UXデザイナーとして活躍していますが、デザインに携わるようになったのはいつからですか? 本格的には東京藝術大学に進学してからです。美術学部デザイン科に所属していたので、ひたすらクオリティーを求めて自分のものづくりに没頭していました。そのころは「いいものづくりとは、アウトプットの精度が高いもの」であるという考え方のもと、いわゆる“もの”のデザインをメインに学んでいました。 ただ、2年生になったときに、