コンサルティングファームを目指すあなたへ
コンサルティングファームに在籍してよかったこと、考慮すべき点について書こうと思います。これから、コンサルティングファームを目指している方々にとって参考になれば幸いです。
【よかったこと】
①優秀な方々と出会えたこと
何よりも、優秀な方々と出会えたこと、そしてそこから多くの学びがあり、それが今の私の仕事のスタイルの基礎になっていることは、非常に良かったと思っています。
在籍当初は、しんどいときもありましたが、あの経験があったからこそ、今の自分があると思います。
その中でも、自分自身腐らず、もがき続け、優秀な方々と出会う機会があったこと、もがき続けたこと含め、私のキャリアにとって大きなターニングポイントとなったのは、間違いありません。
会社を辞めても、かつての同僚と数人の方々と繋がっていたり、
当時のクライアントとともつながっていたりと、大変、嬉しく、有難いと思っております。
コンサル時代に、今でも心に残っている言葉があって
「クライアントの熱量を、コンサルタントは超えることができない」というものがあります。
言い換えれば、クライアントの熱量が高ければ高いほど、コンサルタントもそれに応えるべく、パフォーマンスを上げる必要がある。
一方、クライアントの熱量が低い場合は、こちらがいくらパフォーマンスを上げても、あまりクライアントには響かない。
クライアントの熱量が低い状態に対して、どうこちらがアプローチすれば、クライアントの熱量が上がるのか、
これは今の私にとっても、最大のテーマであって、
会社が変わってもなお、考え続け、行動しています。
②給与が良いこと
1社目からコンサルファームへ転職した際、給与が上がったのはもちろんですが、3年間在籍している中で、昇格/昇進した結果、転職前に比べて、年収ベースで約2.5倍近くはもらえました。転職当時の年収が、社会人3年目ということもあり、低かったといともありますが(評価いただけたことは、大変ありがたかったです)
【考慮すべき点】
②の給与が良い、ことに関して、そのままコンサルティングファームに在籍し続けるには問題ないですが、どこかで事業会社へのキャリアチェンジ(ポストコンサル)を検討した際に、給与がネックでなかなか転職できない、難しいというものがあります。
コンサルティングファーム側も、離職を防ぐために、相場より高い給与水準にしている、というのもあると思いますが。
若手の時、お金があると、使ってしまい、その結果、生活水準があがりがちです(私もそうでした)
生活水準を下げることは、なかなか難しいと思っていて、そうなると、キャリアチェンジ(コンサルティングファーム⇒事業会社)に踏み切れる方は、なかなかいないような気がします。
コンサルティングファームへ転職を考えている方は、
コンサルタントとして働き続ける場合は良いのですが、
コンサルタントとして力をつけて、次のステージ(To 別ファーム以外)で活躍したい、と考えている方は、お金面は是非とも考慮にいれていただけたら、と思います。
参考になれば嬉しいです。
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