天下無敵の無一文

TRPGプレイヤーOB.プレイヤーよりGM寄り。 色々趣味が多かったが近年は鉱物収集に…

天下無敵の無一文

TRPGプレイヤーOB.プレイヤーよりGM寄り。 色々趣味が多かったが近年は鉱物収集に集約してきています。 過去には自前でホームページ作ってTRPGシナリオの配布とかしていたので、それらの再配布をしていけたらいいなと思っています。要望がありましたら是非どうぞ。

最近の記事

おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来

BBCドキュメンタリー「J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル」が公開されて、世間がにわかにこの問題に関して騒ぎ始めた際、いち早く前向きな「提言」を発言して下さった「芸能人」松尾潔さんの著書です。 前置き ここ1年程、幾度かツィッターで言及している通り、私個人はジャニー喜多川による性加害行為に関しては、1999年の週刊文春の特集からの裁判結果(年号まで覚えてるほどのはっきりした把握ではなかったですが)を何かで見て以来認識はしていて、ジャニーズのタレントがテレビに映るた

    • 北鎌倉梅行脚 #鎌倉行脚

      相変わらず新型コロナの流行を警戒しつつ(JN.1株は厄介ですね)ですが、徐々に再開している鎌倉行脚。 この連休は他に用事もなく、梅も良い季節という事で、3年か4年ぶりぐらいに北鎌倉に散歩しに行ってまいりました。 昨年1度足を運んだ際は、「三日月堂花仙」さんのどら焼きだけ買い求めに通り過ぎただけですので、カメラ抱えてじっくりの散歩は大分久しぶりになります。 コロナが始まる前は年に2回以上は赴いていたので大分ブランク。それだけに期待もひとしおです。 ブランク明けという事で軽め

      • 奔流 コロナ「専門家」はなぜ消されたのか

        ツィッターで流れてきて興味を持ったので読んでみました。 過去に読んだ専門家会議のレポートに比べ読みやすく、また面白く、ほぼ一気読みとなりました。 2020年初頭から(実際には2019年末からですが)の、コロナ対策における専門家たちと政府の苦闘をつづったレポートです。 僕がこれまでに読んだ同様のレポートは、西浦先生や尾身先生等、専門家ご本人が書き記して下さった本ですが、本書はフリーのノンフィクション作家が専門家をはじめ、周囲や周辺情報の取材から書き上げた、より多角的な視点を持

        • モノトーンミュージアム向け演目『瓶詰の国』note公開版

          再公開に向けて。ご一読ください。 ◆今回予告!◆ かつて“左の地”が“左の地”でなかった遠い昔、“本物の海”へと、少女の淡い想いを込めて流されたボトルレター。その中にはいつからか、小さな妖精が棲むようになった。 妖精は、生まれた時に下った御標を心に抱きながら、水槽の海を漂い続ける。 “そして瓶詰の妖精は、託された手紙を無事に少年に送り届けたのでした。めでたし、めでたし。” 届くはずもない閉じた海で、妖精は愉快な旅人と出会う。出会った瞬間、旅人達にも同じ御標が下った。かく

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        おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来

          モノトーンミュージアム向け演目『海の国』note公開版

          再公開に向けて。ご一読ください。 ◆今回予告!◆ 「海の国」。 そこは女王に治められた、海守達の住まう国。海の中に佇む国。海の外を知らない国。 そんな閉ざされた国に、一筋の星が紛れ込み、海の姫と星の王子が出会うことから始まる物語。 姫と王子のロマンスを語る御標が下り、国の人々が祝福する影で、どろりと淀む虚無の汚泥が、逃れ得ぬさだめの糸を張り巡らせる。 やがて悲劇の結末が定められた時、姫は、王子は、さだめを受け入れるのか、それとも背くのか。 自らの運命を紡ぐ時が訪れた時、物語

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          モノトーンミュージアム向け演目『海の国』note公開版

          モノトーンミュージアム向け演目『青いガーネットの王冠』note公開版

          再公開に向けて。ご一読ください。 ◆今回予告!◆ 王位継承を示す御標が下された小国「青の国」で、継承の儀式に必要な王冠が盗まれた。 希少な青いガーネットが散りばめられた王冠は、国宝として厳重に保管されていたはずが、煙のように消えてしまったのだ。 このままでは御標が果たせず、王族が異形化してしまう。 そうはさせぬと、事件の解決に乗り出す名探偵。果たして彼らは、この事件を解決することができるのか? モノトーンミュージアム 『青いガーネットの王冠』 ―かくして、物語は紡がれる。

          モノトーンミュージアム向け演目『青いガーネットの王冠』note公開版

          2023年ゆくとし

          今年は総合的には良い都市ではありませんでした。 私的なところでは、3年以上逃げ続けてきた新型コロナの毒牙についに引っかかったほか、自分も良くない病変が出たり、家族も病院のお世話になることが多い年でした。 公的には、お仕事があり得ないほど思わしくなく。 忙しいわけではなく、むしろその逆で。 あまり詳しくは書きたくないですが、移動願いは出しつつ、状況をうかがっているところです。 一方で、飛び切りに良い事があった年でもありました。 これもネットには書けませんが、クリエイティブなお

          モノトーンミュージアム向け演目『マチツクール』note公開版

          再公開に向けて。 ご一読ください。 ◆今回予告!◆ かつて豊かな農業国として栄えた国は、伽藍の出現により、一夜にして虚無に沈み、荒野と化した。 何もないこの土地に一人残された飢え死に寸前の少女と、一人の旅人の出会いが、大きな運命の歯車となって噛み合い始める。 ゼロから、いや、マイナスから始まる街づくり。その未来への1ページ目が、今記される。 モノトーンミュージアム 『マチツクール』 ―やがて、異形は癒される。 ハンドアウト ハンドアウト:PC① キミは旅人だ。旅の疲れを

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          モノトーンミュージアム向け演目『マチツクール』note公開版

          モノトーンミュージアム向け演目『悪竜の国』note公開版

          再公開に向けて。ご一読ください。 ◆今回予告!◆ “むかしむかし” 山間(やまあい)の小さな国に、天下に名高い勇者様が訪れる。勇者様は悪竜を退治し、国を救う御標を果たすべくやってきた。だがこの国に住まう竜は、国の民に慕われる、知恵ある善き竜だった。 英雄譚の幕開けは、どこか奇妙な筋をたどり、人々が呆れ、首をひねる中、やがて伽藍の演出する、恐るべき虚無のカーテンコールへと進んでゆく。 この歪みを正せるものは、はたして? モノトーンミュージアム 『悪竜の国』 ―かくして、物

          ¥100

          モノトーンミュージアム向け演目『悪竜の国』note公開版

          モノトーンミュージアム向け演目『水晶の国』note公開版

          再公開に向けて。ご一読ください。 ◆今回予告!◆ むかしむかし。 『水晶の国』という、宝石のように美しい、小さな国がありました。 夜ごと、不思議な蛍光に照らされるこの国は、たくさんの宝石が掘り出されることから、ささやかながらも豊かな国でありました。 しかし、ある日、ゆがんだ御標が下されてしまいます。国の民は、男も女も、老人も子供も、昼も夜もなく、宝石を掘り出し続けなければならなくなりました。 疲れ切った民は、この呪いを正してくれる英雄の登場を待ち望んでいます。 果たして、

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          モノトーンミュージアム向け演目『水晶の国』note公開版

          ¥100

          我流 パエジナストーンの額装自作ガイダンス

          前回(だいぶ前ですが)、今回と、浅草石フリマにてパエジナを額装して頒布しました。 自分でやってみて改めて、風景石はやはり額に入れると化けるなあと思います。ルースもお仕立てすると化けるのと同じ感じ。 我流ですが、ある程度やり方を確立したので、布教を兼ねて紹介します。 用意する物。 額縁(選び方は後述します) ピンバイス(小さいドリル) 3ミリ径(太さ)のドリル刃。径のサイズは額装する模様石に合わせて太くしても良いでしょう。 ドリルと同じ径(太さ)のアクリル棒(支柱用

          我流 パエジナストーンの額装自作ガイダンス

          「地球からのドローイング 山田英春コレクション」トークイベント 参加してきました。

          公式。URL先がいつまであるかわかりませんが。 「地球からのドローイング 山田英春コレクション」トークイベント – POSTALCO 雑誌「BRUTUS」の特集号「珍奇鉱物」で対談したのがきっかということで、模様石のコレクターで装丁家の山田英春さんと、ブランド「ポスタルコ」のデザイナー、マイク・エーブルソンさんとの対談企画が催されました。 ポスタルコ公式:ポスタルコ POSTALCO | Official website 私自身は、コレクション販売の機会や、ミネラルショ

          「地球からのドローイング 山田英春コレクション」トークイベント 参加してきました。

          2023年12月3日開催 浅草石フリマ サークル参加の感想 長文編

          書いてみたけどタイトル長ぇな。 先に当日とかの関連ツィートを挙げておきます。 告知 設営 以下はツィッターにも上げた感想です。簡易版と言いますか。 ツィートはこちら。 改めまして、浅草石フリマサークル参加、無事終了しました。 今回はサークル名を改めての参加、参加自体も3年ぶりぐらい(後で考えたらもっと時間開いてますな)ということで不安も多かったですが、周りのブースの方々も良い方で、トラブルなく終えることが出来ました。 一緒の配置になった皆さま、運営の皆様に、最上級の

          2023年12月3日開催 浅草石フリマ サークル参加の感想 長文編

          2023年12月3日浅草石フリマ・サークル参加します。

          新サークル名では初参加 ニアカラーレススピネル多数/額装パエジナ・アルノーの緑/小中学生のお小遣いで買える宝石/ルース各種ほぼスピネル笑/スピネル結晶じゃらじゃら/宝石銀ダイス等銀粘土作品/宝石原石系多数/おまけ兼用100円皿 2023年12月3日浅草石フリマでは以上販売予定です。 配置の告知はしないので、会場内そぞろ歩いて目に留まったら寄ってくださいませ。(相互の方はDM頂ければお知らせします) #ケムリクサ #へんたつ シルバーチャームも今回頒布します。

          2023年12月3日浅草石フリマ・サークル参加します。

          1100日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録

          のんびり読もうと思っておりましたが、割と一気に読んでしまいました。読みやすい良い本でした。 先日新型コロナ対策から「卒業」された尾身茂先生による、新型コロナ対応における、専門家たちの葛藤をつづった手記。 まずは、このような貴重な記録を1冊にまとめて残して頂いたことに感謝申し上げます。 手記の部分は、大きく3部構成。 第1部は、今回の新型コロナ対策において、専門家が何を考え、どういう役割を持っていたか、などの概説。 第2部は、時系列に沿って、3年間に出した100以上に及

          1100日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録

          糸魚川石拾い行脚 #糸魚川行脚

          2023年8月17日~18日の一泊二日、突発で糸魚川に石拾いに行ってきました。会社の夏季休暇が1週間ちょっとある割に、何も予定がなさ過ぎて退屈だったので、3月に引き続いての糸魚川です。 …まあ夏コミC102とか鎌倉とか気にあるものはあったのですが、夏コミは第九波の新型コロナ波が長い長い上り坂のタイミングで、あのコミケ人口密度に突入する気にならなかった(案の定というか、夏コミサークル参加されたフォロー作家さんが次々と陽性になられておりました。お大事にしていただきたい…)のと、鎌

          糸魚川石拾い行脚 #糸魚川行脚