詐欺師のマーケティング心理
あなたはお金がほしいですか?
詐欺師と呼ばれてでも稼ぎたいですか?
詐欺師になるくらいならお金はいらない?
まあどっちにしろ、天才詐欺師のマーケティング手法は必ずあなたが生きていく上で役立つはずです。
当時、最も裕福な医者であったジョン ブリンクリー博士は、一方でいかさま興行師バーナムのようなプロモーターでもあった。 ニセ医者だという非難を浴び、訴えを起こされながら、『青春の泉』を求める大勢の患者を惹きつけ、彼らからは聖人のように崇拝された。
数日前に、【天才詐欺師のマーケティング心理技術】とゆう書籍を読みました。
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20世紀前半、ヤギの精巣を移植して勃起障害の治療を商売としたアメリカの伝説的な詐欺師、ブリンクリー博士。
億万長者になった彼の革命的なマーケティングとプロモーションの手法は、現在のビジネスにも大いに役立つものだった。
ターゲットとテーマの的を絞る
地球上に存在するほぼすべての男性に必ず見られる次のような感情に、マーケティングを絞る。
⚫︎自我-プライド
⚫︎恥-きまりの悪さ
⚫︎自信-機能不全や劣等性に関する不安
⚫︎失敗に対する恐れ
⚫︎欲求不満
⚫︎怒り
⚫︎女性を惹きつけたいとゆう欲求
⚫︎女性を満足させたいとゆう欲求
⚫︎愛されたいとゆう欲求
こうした人間的な欲求や感情に対する(解答)を持っているマーケターにとっては、たいへん役に立つリストだ。そして、そこが肝心な点である。つまり、仕事に役立つ優れたリストを手に入れ、最も強いと思われる欲求を利用できるようにしなければならない。
顧客は何を求めているか? -ものを売ることは終わりにしよう
最も重要なのは、物やサービスではなく、顧客が何を求めているか、という視点で考えること。
考えるべきは、"どうすればターゲットとすると顧客が求めているものを得る手助けができるか?" であって、"いったいどうすれば自分が持っているものを売ることができるか?" ではない。
それなのに、ほとんどの経営者は朝から晩までものを売ることばかり考えていて、顧客が求めているものを見極め、理解し、満たそうとはしない。
多くの経営者が採っているのは、マーチャンダイジング アプローチであって、心理的アプローチではない。
強力なポジショニングを実行する
ブリンクリーは自分自身を、無法者、反逆者、ごろつき、と明確に位置付けていた。それに加え、大胆に真実を暴き、体制側の権力者に反抗し、大衆のために戦うがゆえに攻撃される改革運動家であり、不当な扱いを受けて弾圧されている弱者であるというのが、彼のポジションだった。
このポジショニングのおかげで、彼に対するあらゆる社会的非難は、彼が自ら生み出した立場を崩すのではなく、強化するように働いた。
これは、民衆のヒーローに極めて多く見られる位置付けである。
ダン S ケネディは、億万長者の起業家であり、広告やマーケティングの戦略家、大人気のコンサルタント、ダイレクトレスポンスのコピーライターでもある。
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